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実践講座:したたかな農業を目指す会計学 続・入るを計り出を制す!

農村社会と集落の話(1)取り巻く環境の変遷と住み心地から考える


さらに、高齢で一人暮らしになり、車の運転が困難になると、苦労が絶えない。自動車の利用頻度が上がった結果、利用者の少ない鉄道やバス路線の維持が困難になっている。何らかの事情で助けを呼ばなければならないとき、近所といえども近くはない。病気を患うと、自動車で通院できなければ不便極まりない。
このような視点から考えると、農業経営は、田舎に新規ビジネスとして取り組む若者を誘致することは得策といえよう。しかし、高齢化や過疎の対策として政策的に新規就農を推進するのはセンスがないと思う。一定期間、所得を補償しても、農業経営者として逞しくはなれない。子育て環境の整備や通信網、農道整備、生活保安に対するインフラに力を注ぐべきである。
仕事があれば、若者が定住し、経済活動が行なわれる。賑やかとはいかないまでも、いまより経済が小さくならないようにすることが農村の生き残る道である。そのカギは農業経営者の手腕にかかっていると捉えて、当事者になるのも手であろう。

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