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今月の数字

120超(購入型・寄付型のクラウドファンディング運営者数)

矢野経済研究所が2017年9月に発表した「国内クラウドファンディング市場の調査」によると、2016年度の国内クラウドファンディングは、新規プロジェクト支援額ベースで、前年比96.6%増の745億5,100万円と急拡大を見せている。
2013年は124億円、2014年は221億円、2015年は379億円、2016年は745億円と、市場規模は3年で6倍に急成長した。2017年には1,000億円を突破することが確実だ。日本政策金融公庫や地方銀行でも融資と合わせた自己資金調達の手段としてセミナーで紹介されており、レストランや生産設備の資金調達にクラウドファンディングを活用する農業者も増えていることもあって、農業界でも認知度が上がってきている。
クラウドファンディングとは群衆(crowd)と資金調達(funding)をかけ合わせた造語で、インターネット上で不特定多数の人から資金調達する仕組みとして2011年の東日本大震災以降登場した。クラウドファンディングには「購入型」「寄付型」「投資型」「融資型」「株式型」の5種類がある。2016年度の類型別規模は、購入型が約62億円、寄付型が約5億円、投資型が約3億円、融資型が約672億円、株式型が約0.4億円となっている。今後は株式型が規模を拡大すると予想されている。

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