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アルパカファームの経営・労務事件簿

「働き方改革」って農業に関係あるの!?

いま話題の「働き方改革」。でも農業にはあまり関係ない――藤田社長もそう思っていた。どうやら大きな見落としがあったらしい。
藤田 いよいよ田植えと播種の重なる今年一つ目の山場だな。毎年、計画を立ててはこの時期で下方修正して、結局計画どおりには作業が進まない。もう今年もその兆候が……。
千代 でも、これ以上仕事の時間を増やしても、スタッフみんな疲れちゃうだけですよね。それで必ず一悶着が起こる。今年はそれは避けたいですね……。
ラジオ ……IT事業を営む株式会社〇〇では、働き方改革を進め、働きやすい中小企業として政府から表彰されました。
千代 ああ、出た出た「働き方改革」。世間では騒いでますけど、私たちには関係ない話ですよね。労働時間だって、時期によって全然違うし。
藤田 IT企業だからできることだよねって思っちゃうな。農業は人の手が必要だし、天候や気温によっても仕事の内容が瞬時に変わる。労働時間の短縮っていっても、この繁忙期が終われば農閑期になるわけで、たくさん休めるんだから。
伝法院 それは違いますよ、藤田社長、千代さん!
藤田 あ、先生、こんにちは。いま働き方改革の話をしていたんです。
伝法院 お話はだいたい聞こえていました。藤田社長は大切なことを忘れてしまっているように感じます。
藤田 えっ、なんだろう? 思い当たることがないなあ。
伝法院 今の世の中、農業も就職先の選択肢のひとつなんですよ。要するに「農業は特殊だから」という理由づけは通用しません。他産業の企業と平等に比べられているんです。それができないと、ずっと人手不足のままですよ。農業経営者にもその感覚は必須だと思います。
藤田 そうですね……。経営者である私自身がその意識が低いのは致命的ですよね。すみません。

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