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今回ツアーに参加した4名が再集合した日にセスナ172を貸し切り、LA近郊の農場であったり、灌漑施設を眼下にして見ることができ、改めてアメリカ農業のスケールの大きさに圧倒されることになる。
暖かいLAから極寒のミネソタに向かった。今年はかなり寒いと聞いていたが、訪れた2月上旬は2年前に訪れた時よりも暖かい25℃だった(マイナスは付くが)。日中はマイナス10℃とやはり暖かく感じた。
レンタカーは8人乗りのシェビー・サバーバンだ。ローカルで移動するのだったら前輪駆動車でも良かったが、その後もっと北のファーゴへ行くので冬道での四輪駆動車の選択は必然である。ミネソタ最大の都市ミネアポリスを出発して3時間ほど西に走ると人口2000人のフェアモントに到着する。翌日の大豆生産者勉強会の主催はミネソタ大学と州の普及所だ。200名くらいの生産者が集まり9時には勉強会は始まった。日本と違いコーヒーブレイクを挟んで昼まで続いたが勉強会中はムダ話はなし、ガチ真剣そのものだ。
畑雑草のアカザ…50%…2年、一度雑草が生えると元に戻すのに○○年かかる。中国へ大豆を輸出する場合のFOB(大豆以外のきょう雑物)は○%以下。日本では問題になっていないW○○M○病はどのように対応するべきかなどなど。意地悪のつもりはありませんが○や…は書きません。私はお金を払ってアメリカに勉強しに行ったのですから。
皆さんもアメリカからたくさん学んでくださいね (つづく)
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宮井能雅 ミヤイヨシマサ
西南農場
代表取締役
1958年3月、北海道長沼町生まれ。現在、同地で水田110haに麦50ha、大豆60haを作付けする。大学を1カ月で中退後、農業を継ぐ。子供時代から米国の農業に憧れ、後年、オーストラリアや米国での農業体験を通して、その思いをさらに強めていく。機械施設のほとんどは、米国のジョンディア代理店から直接購入。また、遺伝子組み換え大豆の栽培を自ら明かしたことで、反対派の批判の対象になっている。年商約1億円。
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