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【地域活性化という「遊び」】
数百キロを自転車でやってきた子供たちを野放しにした一週間
- 副村長 みわダッシュ村 山本晋也
- 第28回 2018年06月28日
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ゴールデンウイークが終わった
ある日の夜
焚き火を囲んで自分たちで作った
焼き鳥を頬張りながら楽しそうに話すたくさんの子供たち。
子供たちと言っても
今回集まったのは主に中高校生くらいのティーンエイジャー。
地方で開催される小さな農業や音楽イベントなどに参加した際それぞれ知り合いになったそうです。
明るいうちに自分たちで
山から竹を切り出し
焼き鳥用の串や箸を作り
鶏を解体して
うちの子たちが作っている畑から
野菜を収穫。
ご飯はもちろん薪で。
「うちは民宿と違うから自分たちのことは自分で全部やってね」
今回の集まりに際して
僕が最初に放った言葉です。
ただ今回集まった子たちは
みんなそれぞれ学校へ行ったり行かなかったりと自由な学び方を自分たちで選択してきた子たちなので
そんなことは特別言わなくても良かったのですが
年齢的にも自立を考えねばならない時でもあり
ちょっとその点を
強調してみました。
宿泊は農場内にテント、
シャワーやガス電気水道などの光熱費は労働との交換
それ以外の起床や消灯時間など細かなルールの取り決めは無し。
そうやってティーンエイジャーを一週間ほど野放しにするのは
なかなか興味深いものです。
今回集まったのは主に中高校生くらいのティーンエイジャー。
地方で開催される小さな農業や音楽イベントなどに参加した際それぞれ知り合いになったそうです。
明るいうちに自分たちで
山から竹を切り出し
焼き鳥用の串や箸を作り
鶏を解体して
うちの子たちが作っている畑から
野菜を収穫。
ご飯はもちろん薪で。
「うちは民宿と違うから自分たちのことは自分で全部やってね」
今回の集まりに際して
僕が最初に放った言葉です。
ただ今回集まった子たちは
みんなそれぞれ学校へ行ったり行かなかったりと自由な学び方を自分たちで選択してきた子たちなので
そんなことは特別言わなくても良かったのですが
年齢的にも自立を考えねばならない時でもあり
ちょっとその点を
強調してみました。
宿泊は農場内にテント、
シャワーやガス電気水道などの光熱費は労働との交換
それ以外の起床や消灯時間など細かなルールの取り決めは無し。
そうやってティーンエイジャーを一週間ほど野放しにするのは
なかなか興味深いものです。
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山本晋也 ヤマモトシンヤ
副村長
みわダッシュ村
1968年、京都生まれ。美術大学を卒業して渡米後、京都で現代美術作家として活動。そのかたわらオーガニックレストランを経営するも食材を種から作ってみたくなり、京都市内で畑を始める。結婚して3人の子供を授かったころ、農業生産法人みわ・ダッシュ村の清水三雄と出会い、福知山市の限界集落に移住。廃屋を修繕しながら家族で自給自足を目指す。土と向き合ううち田畑と山や川、個人とコミュニティーの関係やその重要性に気がつき、田舎も都会もすべて含めた「大きな意味での自給」を強く意識するようになる。この考え方は、美術家時代にドイツの現代美術家ヨゼフボイスのすべての人が参加して創り上げる社会彫刻という概念に影響を受けた。現在みわ・ダッシュ村副村長。
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