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だことを経営のなかで実現してきた。
松尾氏が企業経営を通して育んできた思想とビジネスモデルは、まさに農村経営に合致するだろう。経営力があり、理念を持ち、顧客を考える経営者がいて、そのうえで団体戦として、もっと大きな理想を持つ大切さを教えていただいた。なかでも、団体戦という目線の揃う異業種が協力することを大事にしてきた。
この農村経営研究会には、異業種の方々が参加している。この会に来ると、松尾氏に30年後を描けと言われるので、はじめは悩んだと思う。しかし、松尾氏が大事にしていた、異業種と一緒に、お客様と一緒に商品をつくるという考えになるという変化があったのではないだろうか」
本会参加者たちが松尾氏から受け取った言葉
「失敗しない人間が、成功するということは言うものではない」
「5Sがホップ・ステップ・ジャンプの最初にやることだ」 以上、(有)素道 若狭秀己
「民間は金がないから向上する。だからいいものをつくることができる」
「違ったベクトルを向いているものが混ざり合うと新しい文化ができる。
同じものがいくら混ざり合ってもいいものができない。違うものが混ざり合うからいいものができる」
「俺は食べもの屋だ。イモのために一生、生きてきたんだ」
(雅彦氏の父、松尾孝氏の言葉「一生一研究」が根底にあった)以上、鈴兼米穀(株) 鈴木隆一
「(講演の)聴衆はどんな人たち?」
(聴衆に合わせて講演内容を吟味)カルビー(株)社員・松尾氏の秘書 中村恵子
「失敗してもいい」 五十嵐淳
「この本は売れちゃだめ。これからの日本の地域、農業のバイブルになるから」 浅川芳裕
「それは同士討ちだ。他の人のシェアを奪っているだけだ」
「新しいことをするときは、いちばん成功しそうなところでやるんだ」
以上、(株)CTIフロンティア 野村奏史
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