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人生・農業リセット再出発

「タッチの差」で人間関係が激変する!

パリ凱旋門前のシャンゼリゼ大通りで、ある実験をした。日本人の男が見知らぬ美人パリジェンヌに近寄り、いきなり話しかける。「素敵な方ですね! 是非お知り合いになりたいので連絡先を教えてくれませんか?」。
当然、彼女はドン引きして相手にしない。ところがあることを、ちょっとしただけで8割方のパリジェンヌが相手になってくれたのだ。近寄った時に、相手の腕や肩付近に指先をさりげなく軽く触れる、それだけ。
米国で入社面接のおわりに役員と握手した者たちは、積極性や人間性の社会的スキルが高く、社内成績も高位を続けたという結果報告がある。
オキシトシン(oxytocin)は愛情ホルモンといわれ、接触やスキンシップをすると、相手に信頼感と親近感を抱かせるホルモンが分泌される。この「幸せホルモン」は不安や恐怖心を和らげてストレスを緩和し、幸福感、向上心を盛り上げて意欲や免疫力、健康増進もさせる。
母親が子を抱く、男女が抱き合う時などには大いに分泌される。手をつなぐ、見つめ合うことでも心地良くなり、家族団らんでも分泌される。オキシトシンは、良好な人間関係が築かれている時だけ分泌されて、ストレスや恐怖心である交感神経「緊張のβ波」を減少させ、安心感と充足感の副交感神経優勢「リラックスのα波」に変える。

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