ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

山口市産子実トウモロコシ地産地消への挑戦

トウモロコシは儲かるか ~コメとの比較結果~

山口市の子実トウモロコシ試験の初年度の実績はどうだったのか。作業時間と時間当たり収入を中心に、コメと比較した結果を報告する。

作業時間は10分の1 時間収入は3倍以上

今回は2017年度の山口市子実トウモロコシ栽培実証試験の結果について報告したい。内容は昨年9月1日に山口市主催の農業セミナー「更なる農業所得向上を目指して~山口市内の水田を活用した飼料用トウモロコシ生産の取り組み紹介~」で発表したものである。
(株)農園屋五葉(山根正之代表取締役)の試験栽培区27aについて、作業時間、時間当たりの収入をコメと比較調査した。
子実トウモロコシの合計の作業時間は11時間で、10a当たりに換算すると約4時間であった。内訳は、元肥散布45分、圃場準備・播種と除草剤散布にそれぞれ90分、収穫に20分。これは10aのコメ生産にかかる投下労働時間34時間(農水省「米生産費調査」経営規模0.5~1haの場合)の約10分の1である。コメと比べていかに労働時間が少ないかわかる。
「こんな手間のかからない作物は初めて。畑準備して、種まいて、除草剤ふって終わり」と生産に取り組んだ山根氏もその実感を話す。
では、時間当たりの収入はコメと比べてどうか。1時間当たりの収入は1万1622円となった。これはコメの同3391円(農水省「農業経営統計調査」経営規模0.5~1haの場合)の3倍以上である。
算出方法は以下のとおりだ。10a当たりの収入は商品代金1万1488円に加え、助成金(水田活用の直接支払交付金)3万5000円と合わせて4万6488円。これを作業時間4時間で割ると1万1622円となる。商品代金については、「トウモロコシの販売キロ単価(乾燥後)32円×10a当たり収量359kg」で計算した。

関連記事

powered by weblio