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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

アメリカに行って来た 5


アメリカの話に戻そう。羽田で出国スタンプを捺されると、そこからは金髪ブルーアイがワンサカ待つ外国だ。飛行機に乗り込むまでに1時間ほどあったので、ラウンジに立ち寄る。機内でおいしいテンダーロイン・ステーキが待っているから食事はしない。飲むものは決まっている。キンキンに冷えたグラスにタバスコを数滴注ぎトマトジュースを入れ、アクセントにレモンのスライスを入れる。あ~恐悦至極の極みだ。
また話は飛ぶことになるが、昔JALだったかANAの国内ラウンジ使用券をもらった。驚いた。スーツを着たビジネスマン10人中9人は朝っぱらからビールを飲んでいるのだ。私はオレンジジュースだった。なぜ朝からビールを飲むことが許されるのだろう。たばこがどうだこうだいわれるのに、ビールは体に悪くないのか? そもそもあの苦い飲み物をいつ、どの時点でビールはおいしいと感じ始めたのだろうか。

サマータイム日本の進むべき未来

さぁデルタに乗り込み、睡眠導入剤を1錠のみ、ステーキを食べ、歯を磨き、8時間寝て、目が覚めるとそこはブルースカイのカリフォルニアだ。しっかり寝ているが、到着してもやはり時差ぼけが残る。冬期間にカリフォルニアにはサマータイムはないが、日本との時差は17時間になる。報道によると、このサマータイムは2019年に試験導入、東京オリンピックが開催される20年にも運用されるかもしれないとのことだ。
大賛成。サマータイムについてはここでは説明しない。アメリカのすべての州で運用されているわけではない。ハワイはない。なぜか? 日本ではあまり議論されないが、そこに日本の進むべき未来があると思われる。緯度が低い国はサマータイムを導入していない。結論から言うと、サマータイムを導入しないことは、自分たちが南の文化圏の民であると、世界に発言しているようなものだ。先進国がサマータイムを導入しているのではなく、緯度が高い豊かな国が導入しているのだ。
北緯43度、長沼の夏は早くて長い。夏至のころの日の出は4時前で、19時過ぎでもしっかりと明るい。実にもったいない。2時間の時差は、時間の有効利用ができる。速やかに導入すべきだ。
明治維新から日本の文明開化が始まった。すべて日本よりも緯度が高い国から学んだことばかりである。日露、第一次大戦、第二次大戦すべて北の文化圏との戦いである。北の文化圏とやり合えないと、日本の存在理由がない。南から将来の豊かな文化を学ぶものはない。それが明白な結論だ。

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