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アルパカファームの経営・労務事件簿

社会的な繋がりを深めるこれからのビジネスモデル


伝法院 なるほど、いいですね。このように、9つの問いかけ(次ページ表参照)に答えていくことで、ビジネスモデルを描くことができます。これからは“自分や自分たち”起点のビジネスモデルは駆逐されていくでしょう。変化の早い世の中、社会だからこそ、個の力ではなく組織、あるいはチームとして、お互いに影響を与えながら創発をうながすことが重要です。
藤田社長 自分たち起点ではなく、ですか。
伝法院 はい。そのためにも、自社のことだけでなく、関係性のある他社やコミュニティ全体、ひいては地域という視点で物事を捉えなおす必要があります。そういう視点から、役割を果たす時代になった、ということですね。

今回の執筆者
矢尾板 初美(やおいた・はつみ)
(有)人事・労務パートナー 行政書士/903シティファーム 推進協議会委員長

明治学院大学国際学部卒業後、総合物流企業を経て行政書士として独立。法人の設立や事務局運営サポート等コミュニティ創りを支援している。自らも次代に持続可能な「農」と「食」を残すべく「田心マルシェ」を開催。「農業共済新聞」執筆、「物流ニッポン」連載、目黒商工会議所「0から1を生み出す! イノベーションを起こし続ける組織のつくり方」講演等。

新たなビジネスモデルを生み出す思考術

ビジネスモデル。儲けを生み出す仕組みのことですね。この仕組みを皆さんはどのようにお考えですか。これまでとは違う新しいビジネスモデルをつくろうとする動きが活発化しています。なかでも注目されているのは社会性の高さ。自分・自社の利益だけでなく、社会的な課題の解決という役割も担う事業です。「利益を追求せずに利益を生む」事業といってもいいでしょう。今回は、そうしたビジネスモデルを生み出すヒントについて考えてみたいと思います。

【社会性の高い事業が求められている】

世の中の多様化に伴い、より多様な市場ニーズが現れてくると予想されます。より収益性が高くニーズの高いサービスや商品は、グローバルで激しい競争になるでしょう。一農業経営者がこの分野で勝負をしつづけることは、これまで以上に大変です。一中小企業や新規就農者が簡単に参入できる分野ではありません。
また、これからの経営は、単に利益を求めつづけるのではなく、世の中の課題を解決する役割を担うべきだと言われるようになりました。そして、そのような組織で働きたいという働く側の思いも世界的に広がってきています。

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