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ロブストス高垣の今日も一丁あがり

チームで素早く形にすることで、現場により多くの喜びを! の巻


ということで、このスピード感は結構すごいぞと思えた案件をご紹介しましょう♪

遠隔地でも工程が進むチーム力

依頼は「条間15cmで蒔いたホウレンソウの条間の除草を機械化したい」と、弊社によく遊びに来てくれる仲良し農家のK藤さんから。この方は機械の使い方が上手で、ご自身でもガンガン改造されるし、畑はめちゃくちゃキレイ。今回はキュウホーの部品を活用して、K藤さんが思い描いた除草機を作り上げました。
ホームセンターで販売している30cmスケールにQホーとレーキを組み付ければ、畑の表層を引っ掻くにはちょうど良いテンションが得られます。製造業的視点で言えば、30cmスケールはステンレス鋼のばね材ですからね。目盛り付きで長さを調節しやすく、一石二鳥でしょう?! 試作に極力手間をかけないことはカスタマイズの常道。同様に組み付けた7本の除草部を畑の条件に合わせて上下に動かすため、ハンドルで高さ調節できるようにします。
ここで登場するのが冒頭のチームの話。実は、この案件を僕は出張移動中の飛行機の中で設計しました。それを群馬にいる仲間が2D図面化して、協力工場5社に一斉に発注!!?
すべての業務をクラウドベースで構築しているので、通信環境があれば情報を共有して工程が進められます。かねてより夢見ていた遠隔地でも仕事が進む体制が徐々に具現化されてきたんですね。僕が群馬に戻った時には試作部品が仕上がっていて、現場で測定した日から一週間後にはホウレンソウ条間除草機が圃場で稼働していました。5人がかりで半日かかっていた圃場の除草作業が1人で30分で終わったそうです。
なんとかできないかと考え続けたK藤さんの素晴らしいアイディアを僕らがサポートすることで、何十年も困っていた状況を一週間で変えることができました。除草機は現在さらにカスタマイズしていますので、続報をお楽しみに! ということで、今日も一丁あがり~~~♪

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