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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

アメリカに行って来た 6


やはりアメリカの様に基線西の表示の方が理解しやすいのだろう。長沼はアメリカ人が明治にやって来て測量をして、碁盤の目に道路を作ったが、道路の名前を付ける前に帰ってしまったのかも知れない。あと、最近やたら気になるのがサイズの違い。標識の英語と日本語の大きさを同じにすることも重要だ。
さてトランプ大統領の信任ともいえるアメリカの共和党と民主党の議席を決める中間選挙に結果が出るころだろう。予想は日本のメディアが嫌う共和党の勝ちで決まり。

メキシカン不法移民はなぜ強制送還されない?

2年前にも書いたがマイノリティの共和党トランプ支持がすごいのだ。日本メディアはトランプがマイノリティや移民をいじめているように伝えるが、私が見聞きする限り、その反対である。夜のLAは非白人ばかりで、その中のメキシカン不法移民はなぜ強制送還されないのか?
現地では「彼らは税金を払っている、不法滞在でも払うものを払っているのだから大切な納税者だ」と言う声が多い。LAとしても不法移民を完璧に取り締まると、自分の実入りをなくすようなものだ。
ただアメリカで働くにはSS(ソーシャル・セキュリティ)カードが必要になる。さすがに正規の手続きで不法移民にSSカードをハイどーぞ、とはいかない。私も経験したが運転免許証や電気、水道、銀行口座開設にも必要になってくる。さらに今では雇用主も不法移民を雇ったら処罰が発生する。ではなぜ不法移民が何百万人も生活できるのか??やはり裏ワザがあった。あるレストラン経営者は毎年従業員の税金、雇用の書類を関係機関に提出することになる。その際に不法移民はSSカードを経営者に提出するが、それらがすべて本物ではないのだ。そのSSカードの所有者が140歳だったり、帰国者から譲り受けた物だったりする。雇用者も知って知らぬフリをする。ほぼ1年後に関係機関から「番号間違っていませんか?」となっても「あ~そうですか、確認します」もしくは「番号違っていました~」の繰り返しをやる。ただ、その時点でもしっかり納税者としての義務は果たしているので将来、グリーンカード申請に優位に働く。
最近では普通にSSカードが売買されているようだ。「どこで売っているんですか?」との質問に、ある経営者は「ツーブロック離れたグランドパークで日曜日に100ドルで売ってるよ」と平然と答えてくれる。おかしな話だ。私やLAの一般市民だったらみんな知っているのに、日本のメディアはこんなことも知らないのだろうか? おそらく知っているだろう。知っていてトランプの移民政策は間違っていると騒ぎたてる。そんなにアメリカに喧嘩を売ってどうしたいのか、先駆者として取り組む姿をしっかり見定めることが日本のあるべき未来である。

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