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今月の数字

160人(ある観光施設に登録されている人材の人数)

人手不足や労働力確保がニュースで取り上げられることが多くなった。飲食、観光も人手不足は深刻だ。
昨年より、仕事で、ある観光地域の雇用問題解消を支援している。昔は20代が一定期間働いては転職するという形で観光施設を支えてきた。その間に、自営や経営者層は高齢化し、今では求人しても若い世代が集まらなくなって慢性的な人手不足に悩んでいる。おもてなしを支える人材をどう確保していくかについては、地域のあり方や、経営の考え方など抜本的な改善が必要になってくる。
先日、観光施設のなかで、人材確保で工夫している経営者に話を聞いた。小規模ながらミシュランガイドにも選ばれたことのある施設の経営者は、人材確保のために仕事の内容を標準化し、手順を定義している。一般に観光施設の仕事は拘束時間が長く、仕事の内容も昔は先輩のやり方を見て学ぶため、なぜその方法が良いのか、具体的にどのような状態になっていれば良いのかといった定義が明確でないことが多かった。

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