記事閲覧
【今月の数字】
160人(ある観光施設に登録されている人材の人数)
- (株)結アソシエイト 代表取締役 松田恭子
- 第173回 2018年11月30日
- この記事をPDFで読む
昨年より、仕事で、ある観光地域の雇用問題解消を支援している。昔は20代が一定期間働いては転職するという形で観光施設を支えてきた。その間に、自営や経営者層は高齢化し、今では求人しても若い世代が集まらなくなって慢性的な人手不足に悩んでいる。おもてなしを支える人材をどう確保していくかについては、地域のあり方や、経営の考え方など抜本的な改善が必要になってくる。
先日、観光施設のなかで、人材確保で工夫している経営者に話を聞いた。小規模ながらミシュランガイドにも選ばれたことのある施設の経営者は、人材確保のために仕事の内容を標準化し、手順を定義している。一般に観光施設の仕事は拘束時間が長く、仕事の内容も昔は先輩のやり方を見て学ぶため、なぜその方法が良いのか、具体的にどのような状態になっていれば良いのかといった定義が明確でないことが多かった。
先日、観光施設のなかで、人材確保で工夫している経営者に話を聞いた。小規模ながらミシュランガイドにも選ばれたことのある施設の経営者は、人材確保のために仕事の内容を標準化し、手順を定義している。一般に観光施設の仕事は拘束時間が長く、仕事の内容も昔は先輩のやり方を見て学ぶため、なぜその方法が良いのか、具体的にどのような状態になっていれば良いのかといった定義が明確でないことが多かった。
会員の方はここからログイン

松田恭子 マツダキョウコ
(株)結アソシエイト
代表取締役
日本能率協会総合研究所で公共系地域計画コンサルタントとして10年間勤務後、東京農業大学国際食糧情報学科助手を経て農業コンサルタントとして独立。実需者と生産者の連携の仕組みづくりや産地ブランド戦略を支援している。日本政策金融公庫農業経営上級アドバイザー試験合格者。(株)結アソシエイト代表取締役。
今月の数字
ランキング
WHAT'S NEW
- 有料会員申し込み受付終了のお知らせ
- (2024/03/05)
- 夏期休業期間のお知らせ
- (2023/07/26)
- 年末年始休業のお知らせ
- (2022/12/23)
- 夏期休業期間のお知らせ
- (2022/07/28)
- 夏期休業期間のお知らせ
- (2021/08/10)
