ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

山口市産子実トウモロコシ地産地消への挑戦

普及への課題と対策(2)播種・収穫

今回は、播種や収穫における、農業機械または設備の、選択肢について紹介する。山口市の生産者は、どのような基準で選ぶのだろうか。
昨年から続く山口市の子実トウモロコシ関連セミナーにおいて、最も多い質問が初期投資についてのものである。農家が子実トウモロコシ生産へ参入を考える際、やはり最も気になるのは、どのような農業機械や設備が必要なのか、ということだろう。そこで今回は、播種・収穫で用いる農業機械について検証した。
また、山口市の子実トウモロコシ生産者により、2018年11月5~7日にかけて、北海道の子実トウモロコシ生産地視察が行なわれた(筆者も参加)。その内容も交えて報告する。

真空・目皿式播種機どちらを選ぶ?

トウモロコシ種子用の播種機には、大きく分けて目皿式播種機と真空播種機とがある。結論から言えば「子実トウモロコシ栽培では、真空播種機を用いることが好ましい」。パイオニアエコサイエンス(株)大畑親一氏はその理由をこう説明する。
「トウモロコシは、1粒の種子につき1コーンが実る作物である。1点に1粒ずつ、より確実に播種することが必要だ。1点に複数の種子を播種すると倒伏を誘発する。併せて、種子の過剰播種を抑えることにもつながる」
目皿式播種機は、等間隔に穴の開いている目皿を用いて、その穴のサイズに適した大きさの種子が、目皿の回転に伴い穴から地面に落ちる形で播種されるものである。対して、真空播種機は、種子を真空圧で播種板に吸着し、円形の播種板に開いた穴から、対応した大きさの種子を1粒ずつ播種する。

関連記事

powered by weblio