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スマート・テロワール通信

長野&山形、山形&花巻 情報交換で前進

東信スマート・テロワール研究会に山形勢も活動を報告 11月12日、長野県佐久市において、NPO法人信州まちづくり研究会主催「第2回東信スマート・テロワール研究会」が会員および地域住民を対象に開催された。
今回は長野県と佐久地域2市5町4村の後援を受け、山形と長野から招かれた8人が講師を務めた。チラシなどで告知した効果もあり、前回を大きく上回る110人が詰めかけ盛会となった。来場者は熱心にメモを取りながら講演会や意見交換会の話に聞き入った。
理事長の安江高亮氏は冒頭の挨拶で今回の趣旨を次のように述べた。
「今回は、山形からキーパーソンを迎えることができた。スマート・テロワール運動の先進地である山形ではどんな取り組みをしているのか、また長野では何が行なわれているのか知ってほしい」
はじめに、スマート・テロワール協会会長の中田康雄が改めて理念とビジョンを解説した。
つづいて山形からは、山形大学農学部助教の中坪あゆみ氏が庄内スマート・テロワール形成に向けた活動を報告し、(一社)山形県農業会議の五十嵐淳氏が地域団体戦と農地利用構想の試案を発表した。
長野からは、長野大学環境ツーリズム学部長の古田睦美氏が東信地域の食と農の現実と課題を示し、野菜花き試験場佐久支場長の山口秀和氏は作物栽培と豚の肥育の実証実験の経過報告をした。また、長野県副知事の中島恵理氏は、長野県の地域内経済循環の政策や取り組み事例などを紹介した。生産者のFarmめぐる(株)代表取締役の吉田典生氏、放牧養豚業と豚肉加工販売業のきたやつハム(株)代表取締役の渡邊敏氏は、会社事業とスマート・テロワールとの関わりを発表した。

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