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山口市産子実トウモロコシ地産地消への挑戦

畜産農家のニーズ把握

これまで主に、子実トウモロコシを「生産する側」について述べてきた。では、「使用する側」である畜産農家の地元産子実トウモロコシに対する考えはどのようなものだろう?

地元畜産農家のプロフィール

山口市において、飼料用子実トウモロコシの需要者となる畜産農家は103軒である。その需要は年間約2万5529t(山口市飼養実態調査および農水省統計から推定)。面積にして約5000ha(収量を0.5t/10aとした場合)に及ぶ。
しかしながら、ただ単純に生産量を増やしたからといって、山口市産子実トウモロコシを使ってもらえる、というわけではない。今後、持続的な需要を確保し満たしていくためには、実際のユーザーである地元畜産農家の個別ニーズや課題に応じていく必要がある。
そこで今回は、山口市の「もうかる農業創生事業」に参画している子実トウモロコシ生産者と契約を行なった畜産農家(法人)それぞれの考えから、山口市産子実トウモロコシに対するニーズについてみていきたい。
昨年から山口市産子実トウモロコシを利用している池田牧場をはじめ、今年新たに参画した(株)秋川牧園、子実トウモロコシ生産者でもあり肉牛の飼育も行なっている(農)杵崎の里、この3つの畜産農家(法人)についてまとめた。
まず各畜産農家(法人)の概要を紹介する。
池田牧場(山口県防府市)
約100頭の乳牛を飼育。周辺を住宅地に囲まれているという特徴があるため、臭気対策が徹底されている。牧場見学や乳しぼり体験の受け入れなど、地域貢献にも力を入れており、敷地内では新鮮な牛乳を活かした「ミルクキッチン 燦燦」という農家レストランの運営も行なっている。
(株)秋川牧園(本社:山口県山口市)
有機野菜や無農薬野菜、無添加食材など、食の安心安全にこだわった生産・加工・販売を行なっている。畜産物およびその加工品に関しては、non-GM(非遺伝子組み換え)飼料の利用や飼料のトレーサビリティまで徹底。宅配での販売がメインであるが、生協との提携や敷地内での直販も行なっている。

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