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イベントレポート

全国土を考える会 2018年後半の活動報告

各地区土を考える会が研修会や忘年会を開催

土を考える会、あるいは有機物循環農法、プラウやレベラー、乾田直播などをきっかけに知り合った仲間が一堂に集い、顔を合わせて近況を報告し合う。2018年度の各地区の活動では、その原点を確認する会員の姿が見られた。
役員らが中心になり、企画を立てて、参集を呼びかける。案内を郵送し、電話で誘い、FAXでとりまとめる。SNS全盛の時代にこうした手間は面倒だが、多様な年代の会員への連絡手段を一本化するのは難しい。だからこそ、地域や作目を超えた情報を得られると、集まっているのだ。
とはいえ、現場で会員らに話を聞いてみると、近年の会の運営には会員らの要望からかけ離れていたという不満の声も少なくない。全国組織が発足して以降にその傾向が強まっていたようだ。そうした不満が募るのは、地域で先進的な取り組みをしている農業経営者が多く集まる会である証に他ならない。多くの会員が事務局を長年担ってきたスガノ農機との関係修復を願うのは、営業マンが仲間をつないでくれていたからである。会員からの要請を受けて、地区ごとに再び協力を仰ぐ形をとりつつあるようだ。

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