ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

高松求の高松式バレイショ栽培指南

準備編

バレイショ反収10t、北海道の平均反収3tの3倍以上。現実離れした収量と決めつけるわけにはいかない。「高松酵素」と独自の培土法を用いた高松式栽培では、1株最大3kgを超えた。反収換算すれば約18t。そこまではむずかしいにしても、10tなら十分目標数量になりうる。
前号で、高松式バレイショ栽培法を6名の方に実践していただいたイベントを紹介した(57ページ「イベントレポート」)。その1畝のなかで最も収量があった1株は3.3kg。あくまで机上の話だが、これを反収に換算すると18.8tにもなる。高松氏によれば、1株でもそれだけの収量があったということは、今後の収量目標となる。
バレイショはきちんとした栽培管理を行なえば干ばつや水害にあわず、確実に最も安心して獲れる作物だ。北海道のバレイショの平均反収が約3tということで、高松式ではその約3倍の10t獲りを目指す。
近年、増収のための面積拡大の動きが顕著だが、効率化のための大型機械導入は、土壌踏圧を生み圃場に悪影響を及ぼすなど、それなりのリスクも増えることとなる。
まずは、今の面積で低コスト、高収量、高品質、持続的という農業の原点に、日本の農業者も挑戦しなければならないと高松氏は語る。
高松式バレイショ栽培とは、高松求氏が20年の長きにわたり、検討を重ねてたどり着いた「高松酵素」を使い、さらに高松氏が行なっている独自の培土法を用いたバレイショ栽培法のことだ。

関連記事

powered by weblio