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【農業は先進国型産業になった!】
日本ワイン比較優位産業論 現地ルポ 第2回 甲州ワインの価値を高めワイン産地勝沼を守る 勝沼醸造株式会社(山梨県甲州市)
- 評論家 叶芳和
- 第22回 2019年02月28日
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勝沼地区は圃場面積が小さいので、自社畑は北杜市や南アルプス市などで展開するケースが多い。ブルゴーニュを超えてボルドー規模の自社畑だ。規模の利益からコストダウンもあろう。さらに、日本ワインは生食用と競合し原料の制約から成長できないという見方もあるが、そうした見方が現実的ではないことを示している。ワイン産業はダイナミックな構造変化期に入っている。
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叶芳和 カノウヨシカズ
評論家
1943年、鹿児島県奄美大島生まれ。一橋大学大学院経済学研究科 博士課程修了。元・財団法人国民経済研究協会理事長。拓殖大学 国際開発学部教授、帝京平成大学現代ライフ学部教授を経て2012年から現職。主な著書は『農業・先進国型産業論』(日本経済新聞社1982年)、『赤い資本主義・中国』(東洋経済新報社1993年)、『走るアジア送れる日本』(日本評論社2003年)など。
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