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このような販路開拓や地域内循環の関係構築の一端としても、山口市では「山口市子実トウモロコシ組合」の設立に向けて準備を進めている。 組合の目的としては、(1)栽培支援、(2)販売支援、(3)組合員相互の連携が挙げられる。主な業務としては、(1)技術指導・作業の連携、(2)乾燥・貯蔵・加工・梱包・出荷、(3)営業・販売・代金回収・利益の分配の3点を設定している。耕種農家だけでなく、秋川牧園のような受取側(畜産農家)や機械メーカーなどにも参画してもらえるよう検討中だ。
「ここまでしっかり組合という形で仕組みが整えば、全国的にも北海道コーン組合に続く二番目のケースになる。山口市の独自性としては、耕畜連携×地域内循環により、山口市畜産ブランドを創造することができるポテンシャルがある」(山口市「もうかる農業創生事業」アドバイザー浅川芳裕氏)
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