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【地域活性化という「遊び」】
「あって当たり前」を疑う「無いという出発点」
- 副村長 みわダッシュ村 山本晋也
- 第36回 2019年02月28日
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誕生日!というと
まさに昭和の子供という子供時代を送った僕なんかは
百貨店のおもちゃ売り場の喧騒が
パッと頭に浮かぶのですが
そういう場所に自分の子供を連れていったことがほとんどありません。
こういうところに暮らしていますと石ころとか木の枝とか葉っぱとか
ちょっと工夫すれば遊べるものは
いくらでもあるので
わざわざ車飛ばして百貨店まで行く必要はないと思っています。
そうはいっても
子供たちは欲しがるでしょうと聞かれるのですが
いわゆる「おもちゃ」というものを
欲しい欲しいと駄々をこねられた記憶は一度もありません。
どうしたらそうなるのか?
とカフェにやってくる
子育て奮闘中のお父さんお母さんに質問されることも多くなり
娘の誕生日やこの原稿のこともあるので久々に深く考えてみました。
2日ほどたってふと思い浮かんだ言葉が「出発点」。
物事はやはり最初が肝心。
そもそもおもちゃがないと
子供たちは遊べないのかというと
実はそうではありません。
バックパッカーで世界中を旅して回った20代アフリカで
何もないのに毎日楽しそうに遊ぶ子供たちの笑顔を
そこらぢゅうで見かけました。
旅行を終え
そんな国々から比べるとはるかに裕福で豊かな日本に暮らし始め
さて日本の子供たちは
何して遊んでいるのかなと
周囲を見回してみますが
まず外で遊んでいる子供をあまり見かけません。
ちょっと工夫すれば遊べるものは
いくらでもあるので
わざわざ車飛ばして百貨店まで行く必要はないと思っています。
そうはいっても
子供たちは欲しがるでしょうと聞かれるのですが
いわゆる「おもちゃ」というものを
欲しい欲しいと駄々をこねられた記憶は一度もありません。
どうしたらそうなるのか?
とカフェにやってくる
子育て奮闘中のお父さんお母さんに質問されることも多くなり
娘の誕生日やこの原稿のこともあるので久々に深く考えてみました。
2日ほどたってふと思い浮かんだ言葉が「出発点」。
物事はやはり最初が肝心。
そもそもおもちゃがないと
子供たちは遊べないのかというと
実はそうではありません。
バックパッカーで世界中を旅して回った20代アフリカで
何もないのに毎日楽しそうに遊ぶ子供たちの笑顔を
そこらぢゅうで見かけました。
旅行を終え
そんな国々から比べるとはるかに裕福で豊かな日本に暮らし始め
さて日本の子供たちは
何して遊んでいるのかなと
周囲を見回してみますが
まず外で遊んでいる子供をあまり見かけません。
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山本晋也 ヤマモトシンヤ
副村長
みわダッシュ村
1968年、京都生まれ。美術大学を卒業して渡米後、京都で現代美術作家として活動。そのかたわらオーガニックレストランを経営するも食材を種から作ってみたくなり、京都市内で畑を始める。結婚して3人の子供を授かったころ、農業生産法人みわ・ダッシュ村の清水三雄と出会い、福知山市の限界集落に移住。廃屋を修繕しながら家族で自給自足を目指す。土と向き合ううち田畑と山や川、個人とコミュニティーの関係やその重要性に気がつき、田舎も都会もすべて含めた「大きな意味での自給」を強く意識するようになる。この考え方は、美術家時代にドイツの現代美術家ヨゼフボイスのすべての人が参加して創り上げる社会彫刻という概念に影響を受けた。現在みわ・ダッシュ村副村長。
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