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イベントレポート

全国土を考える会 第8回総会

各地区の活動をメインに新生・スガノ農機と再び二人三脚の体制へ

全国土を考える会(前田喜芳会長)は1月29日に滋賀県大津市で第8回総会を開催した。北海道・東北・関東甲信越・北陸東海近畿・中国四国・九州沖縄の各地区役員を中心に集まった個人・法人会員と協賛会員3社より50名余りが参集した。
なんといっても2017年12月に開催した前回総会との違いは、同年3月まで長らく事務局として会員とともに歩んできたスガノ農機(株)の面々が顔を揃えたことである。
開会挨拶に立った前田会長は、源氏物語より「祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり――」の一節を引用し、約1年半に及んだ混乱期を念頭に置き、この世のすべての現象は絶えず変化していくものだと話した。そのうえで「変えてはならないこと」と「変えなくてはならないこと」があるとし、会員同士の学び合いの場はなくしてはならないが、SNSなどの新たなツールが会員同士の交流をより深めていることを評価した。
最大の審議事項はこれからの活動方針だ。全国組織は発足してから8年が経過した。2018年度は全国事業が休止した一方で、北海道から九州まで6つある各地区土を考える会がそれぞれ活動再開にこぎ着けた。地区によって事情は異なるものの、地域の仲間が集う場所が復活したことにより、まずは地区の活動を活性化しようという機運が高まっている。そこで、ひとまず全国組織は一旦活動を休止し、土を考える会は6つの各地区土を考える会のネットワークとするという方針を採決した。

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