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【イベントレポート】

全国土を考える会　第８回総会


同時に、新経営陣の下で刷新を進めるスガノ農機に対して、会員らは再び一緒に活動したいという要望を全国各地で上げていた。同社の渡邊信夫社長が各地区の活動にスガノ農機としても営業所単位で協力する旨を了承されたことで、再び二人三脚で会の発展を目指す体制が整った。
総会後の情報交換会の場では、再会を楽しみ、混乱の終焉に安堵し、尽力した役員を労う姿があちこちで見受けられた。

18年夏にオープンした農家レストランの視察へ

総会・情報交換会で懇親を深めた翌30日には「18年７月にオープンした今井さんの農家レストラン『べじらいす』を訪ねたい」という要望を受けて、視察した。（有）るシオールファーム代表取締役の今井敏氏は、「農家の原点は地域の人たちに認めてもらうことだと思う。地域農産物を食べてもらい、美味しさを伝えたかった」と開店理由を話した。若い頃に人より大きな機械を振り回して、人より面積を作る人が“篤農家”だと信じて滋賀県で一番になったものの、お客さんに喜んでもらってこそ農家だという気づきを得て、直売所に続いて農家レストラン事業に乗り出したという。参加者は、採れたて野菜が盛りだくさんのランチでお腹を満たし、散会した。 （加藤祐子）

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