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高松求の高松式バレイショ栽培指南

管理作業編

「高松式バレイショ栽培」とは、高松氏が20年の長きにわたり、検討を重ねてたどり着いた「高松酵素」を使い、さらに同氏が行なっている独自の培土法を用いたバレイショ栽培法のことだ。今回の管理作業編は、植え付けからその後の圃場管理をどのように行なえば良いのかを解説したい。

植え付けから発芽まで

(1)植え付け
植え付け時期は、早蒔きの必要はなく、地域の基準に合わせて構わない。高松氏は、畝幅75cm、株間25cm、深さ5cmで行なっている。ポイントは種の発芽エネルギーの余力を残すために、深植えしないこと。深さ5cmを守っている。

(2)植え付け後の覆土
種を蒔いた後すぐに種の上から5cmを守ってアッパーで覆土をする。そしてその上から鎮圧ローラーを掛ける。ただしローラーは絶対に全体を掛けないようにして欲しい。蒔いた上の15cmぐらいをあまり強くない力できっちり掛ける。これで、風で土が飛ばないような状態になり、水分も程よく維持され、そして霜にも強く、芽が早く出るようになる。

(3)発芽したら
1.芽が出たらすぐに追肥として尿素20kg/10aを散布する。
2.畝間にロータリーを10cmの深さで掛けて、畝間の土を細かく軟らかくする。
3.芽が5cmほど出たら(全体が出なくても良い)、アッパーで芽の頭から土を被せて芽を埋没させる。このとき、軟らかい土が芽の上をお互いに越えるくらいまで飛ばす。芽に土が被っていると心配になるが、芽は土を押しのけようと成長するので葉も固く、霜にも強い茎が出るという。

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