記事閲覧
【高松求の高松式バレイショ栽培指南】
管理作業編
- 伊勢谷雄二
- 第3回 2019年03月29日
- この記事をPDFで読む
植え付けから発芽まで
(1)植え付け
植え付け時期は、早蒔きの必要はなく、地域の基準に合わせて構わない。高松氏は、畝幅75cm、株間25cm、深さ5cmで行なっている。ポイントは種の発芽エネルギーの余力を残すために、深植えしないこと。深さ5cmを守っている。
(2)植え付け後の覆土
種を蒔いた後すぐに種の上から5cmを守ってアッパーで覆土をする。そしてその上から鎮圧ローラーを掛ける。ただしローラーは絶対に全体を掛けないようにして欲しい。蒔いた上の15cmぐらいをあまり強くない力できっちり掛ける。これで、風で土が飛ばないような状態になり、水分も程よく維持され、そして霜にも強く、芽が早く出るようになる。
(3)発芽したら
1.芽が出たらすぐに追肥として尿素20kg/10aを散布する。
2.畝間にロータリーを10cmの深さで掛けて、畝間の土を細かく軟らかくする。
3.芽が5cmほど出たら(全体が出なくても良い)、アッパーで芽の頭から土を被せて芽を埋没させる。このとき、軟らかい土が芽の上をお互いに越えるくらいまで飛ばす。芽に土が被っていると心配になるが、芽は土を押しのけようと成長するので葉も固く、霜にも強い茎が出るという。
会員の方はここからログイン
伊勢谷雄二 イセヤユウジ
ランキング
WHAT'S NEW
- 有料会員申し込み受付終了のお知らせ
- (2024/03/05)
- 夏期休業期間のお知らせ
- (2023/07/26)
- 年末年始休業のお知らせ
- (2022/12/23)
- 夏期休業期間のお知らせ
- (2022/07/28)
- 夏期休業期間のお知らせ
- (2021/08/10)