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【地域活性化という「遊び」】
ご飯と美味しい漬け物……遊びこそ本当の力が出る
- 副村長 みわダッシュ村 山本晋也
- 第37回 2019年03月29日
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豊かな自然環境に囲まれ
自由にのびのびと育ててきましたが
ときには重い責任感や緊張感も味わってほしいなと考えていたところ
いいタイミングで
お話をいただいたので
子たちの意見も聞かず
二つ返事で「やりましょう!」と勝手に返事をしてしまいました。
都会に生まれて8歳のとき
田舎へ移住。
畑仕事、山仕事、大工仕事に狩猟に料理に自転車旅行と
退屈な田舎の日常を
楽しい遊びに変えながら
あっという間の10年を
駆け抜けた長男。
良い話というのは
そんな子たちの成長ぶりに
興味を持たれた方が
一度日本酒のお店で子たちのコース料理を出してみないか?
というものでした。
僕が勝手にやりますと
決めておきながら
後で一応子たちに聞いてみますと
もちろん「やりたい!」と
こちらも二つ返事。
家内は「そんなこと勝手に決めてきて」と言っていましたが
まだまだ家も手狭で、大人も子供も個室というのがなく
普段からコミュニケーションはとれすぎというくらいとれていますから
それが子供たちの喜ぶことなのか嫌がることなのかは
今の僕には100%わかります。
農業という職業柄
自然を観察するという姿勢も身についていますから
その辺りも子育てには大変役立ち
喋らない植物や言葉の通じない動物たちを相手にするより
子供なんかは
かえって楽なくらいです。
今子育てを始めた方や
子育てに悩んでおられる方々には
何らかの形で農業に関わることを強くお勧めいたします。
田舎へ移住。
畑仕事、山仕事、大工仕事に狩猟に料理に自転車旅行と
退屈な田舎の日常を
楽しい遊びに変えながら
あっという間の10年を
駆け抜けた長男。
良い話というのは
そんな子たちの成長ぶりに
興味を持たれた方が
一度日本酒のお店で子たちのコース料理を出してみないか?
というものでした。
僕が勝手にやりますと
決めておきながら
後で一応子たちに聞いてみますと
もちろん「やりたい!」と
こちらも二つ返事。
家内は「そんなこと勝手に決めてきて」と言っていましたが
まだまだ家も手狭で、大人も子供も個室というのがなく
普段からコミュニケーションはとれすぎというくらいとれていますから
それが子供たちの喜ぶことなのか嫌がることなのかは
今の僕には100%わかります。
農業という職業柄
自然を観察するという姿勢も身についていますから
その辺りも子育てには大変役立ち
喋らない植物や言葉の通じない動物たちを相手にするより
子供なんかは
かえって楽なくらいです。
今子育てを始めた方や
子育てに悩んでおられる方々には
何らかの形で農業に関わることを強くお勧めいたします。
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山本晋也 ヤマモトシンヤ
副村長
みわダッシュ村
1968年、京都生まれ。美術大学を卒業して渡米後、京都で現代美術作家として活動。そのかたわらオーガニックレストランを経営するも食材を種から作ってみたくなり、京都市内で畑を始める。結婚して3人の子供を授かったころ、農業生産法人みわ・ダッシュ村の清水三雄と出会い、福知山市の限界集落に移住。廃屋を修繕しながら家族で自給自足を目指す。土と向き合ううち田畑と山や川、個人とコミュニティーの関係やその重要性に気がつき、田舎も都会もすべて含めた「大きな意味での自給」を強く意識するようになる。この考え方は、美術家時代にドイツの現代美術家ヨゼフボイスのすべての人が参加して創り上げる社会彫刻という概念に影響を受けた。現在みわ・ダッシュ村副村長。
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