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今年の市場相場を読む

脇役野菜の味わいと生かし方 クレソン/サラダ菜/パセリ/ベビーリーフ


【今後の対応】
食べない飾りで使いまわしても分からないパセリは、業務筋の仕入れ量を減らした。スーパーではあくまでも品揃えとして置いてあり、近所の中小料理店などがそこで仕入れることはあっても、一般家庭では使い方も分からない。それに対して現在では、葉が縮んでいない平葉のイタリアンパセリが、ハーブの仲間として徐々に浸透してきている。従来のパラマント種でも香りが強くなる栽培法により、イタリアンパセリのマーケットが狙えるだろう。

ベビーリーフ 10年で3割増。彩り添え機能性も高く全国へ浸透

【概況】
東京市場のべビーリーフは、09年からハーブ類の大分類から単独統計がとられるようになったので、09年対18年を対比する。この新しい品目は、この10年間で27%の入荷増ながら、単価は5%程度安くなっただけ。明確な成長品目である。主産地は茨城で56%のシェアがあるが、千葉、茨城、埼玉と近郊産地で8割以上を占める。入荷推移の特徴は、以前は春から夏にかけての時期にやや多かったが、現在では年間を通じてコンスタントだ。
【背景】
30年ほど前に、カリフォルニアから輸入されて始まったベビーリーフの流通は、その後間もなく国産化、周年化した。利用方法も、キャベツ、レタス、キュウリ、トマトといったサラダに、7~10種の葉物野菜の幼葉がセットになり、混ぜ込むと彩りよく見映えする。添え物的な役割はいまだに中心であるが、スライスタマネギとともにマリネに敷いたり掛けたり、単独で洋風料理に付け合わされるなど、ひと手間加えて豪華にする食材として人気上昇中だ。
【今後の対応】
ベビーリーフは米国ではほぼレタスの種類で構成されているが、日本では水菜、ルッコラ、リーフレタス(ロログリーン、ロロッサ、レッドスピナッチ、マスタードリーフ、ケール、ピノグリーン、デトロイト、小松菜などが代表的な構成品種である。これだけあれば、栄養素、機能性は十分で、非常に使い勝手がいいサラダ食材としてさらに普及拡大していくはずだ。とくにこれからのマーケットは地方であり、「野菜クズの寄せ集め」的な地位は見直されるはずだ。

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