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【今月の数字】
8,844名(農研機構が開発したレタスの出荷予測アプリの利用者数)
- (株)結アソシエイト 代表取締役 松田恭子
- 第178回 2019年04月26日
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安定供給のために製造業で基本となるのが、品質(Quality)、価格(Cost)、納期(Delivery)の管理だ。製造業では品質を安定させれば量の安定につながるが、農業は気象の影響があるため、品質管理とは別の安定供給策が必要になる。
実需者との農産物の契約栽培が増えているといっても、品質や価格を決めているだけで、約束した時期に約束した量を出荷できているわけではない。乾燥や一次加工により貯蔵の利く場合は量や時期を調整しやすいが、貯蔵の利かない野菜は流通による調整に頼らなければならない。限られた産地と取引する契約栽培では、いつ頃どのくらいの量が出荷できるのかを予測できることが川下の企業の安定調達にとって課題となっていた。
実需者との農産物の契約栽培が増えているといっても、品質や価格を決めているだけで、約束した時期に約束した量を出荷できているわけではない。乾燥や一次加工により貯蔵の利く場合は量や時期を調整しやすいが、貯蔵の利かない野菜は流通による調整に頼らなければならない。限られた産地と取引する契約栽培では、いつ頃どのくらいの量が出荷できるのかを予測できることが川下の企業の安定調達にとって課題となっていた。
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松田恭子 マツダキョウコ
(株)結アソシエイト
代表取締役
日本能率協会総合研究所で公共系地域計画コンサルタントとして10年間勤務後、東京農業大学国際食糧情報学科助手を経て農業コンサルタントとして独立。実需者と生産者の連携の仕組みづくりや産地ブランド戦略を支援している。日本政策金融公庫農業経営上級アドバイザー試験合格者。(株)結アソシエイト代表取締役。
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