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地域活性化という「遊び」

原点からやりたい子供の好奇心 鶏の孵化から始めた卵料理


もともと子供たちが自分たちで食べたいと始めたのですが
この卵で卵焼きやシュークリームを作ったところ
ものすごく美味しいものができて
こんな美味しいものを自分たちだけで食べていたらバチが当たる!
ということで農場のカフェでも使うことにしました。
しかしまだまだ数が少ないので
カフェで使うと
あっという間に自分たちの食べる分までなくなってしまうので
今年は鶏の数を
増やすことにしました。
今育雛箱で10羽の雛がピヨピヨ鳴いています。
この雛が卵を産むようになるまで
自分たちの食べる分は
ちょっと我慢。
卵焼きやシュークリームのほか
卵を使った手打ちパスタの練習も始めました。
以前子供たちが蕎麦を打つことに熱中していたことがあったので
上達は早く、なかなか美味しいものができています。
中でも
つい先日作ったイノシシベーコンを使ったカルボナーラは
素朴ですがなんとも力強く
農村にある本当の食の豊かさを感じさせるようで絶品でした。
しかしそれは
鶏がどのようにして生まれ
育てる人がその世話にどのくらいの時間を費やしたかを
僕たちが実際に見て知っているからこそ感じるのかもしれません。
ただメニューに載せているのでは伝わらない。
ふとそう思った時に
予約で家族連れのお客さんが来られていたので
その家族のお子さんと
鶏に餌をやり、卵を取りに行って一緒にパスタを打ってみました。
パスタの生地はなかなかに硬く
初体験の子供たちは
苦戦していましたが
麺を伸ばしていく工程や切る工程になるとすごく楽しんで満面の笑み。
産みたて卵の温かさや
鶏の鳥としての美しさも感じてもらえたのではないかと思います。
せっかく田舎にやって来ていただいたのですから
食事をただ美味しいと
食べて帰るだけでなく
ちょっとした体験をすることで
美味しい理由を
全身で感じていただき
それを通して農村の価値を
もう一度見直していただけるような
面白いカフェにしていきたいと思っています。

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