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アルパカファームの経営・労務事件簿

残業規制の波が農業にも

「働き方改革」の一環として、時間外労働の上限規制が新設された。ハウスでの通年栽培も視野に入れはじめたアルパカファームにとって、今回の法改正がもたらす影響は大きくなりそうだ。労働基準法適用除外にあぐらをかいているわけにはいかない。
千代 土づくりも終わって、今年も本格的にシーズンが始まりましたね! 社員・アルバイトのみんなも去年より手際が良くて、なんだか期待しちゃいますね。
藤田 本当に、一年前とは見違えるようだよね。ありがたいよ。そういえば、昨日の会合で、ご近所の斎藤さんから、農地を使わないかって話をもらったんだよ。そこがさ、ビニールハウスがついている畑で、そのハウスも使っていいって言ってくれてて……。だからありがたく使わせていただこうと思うんだけど、どう思う?
千代 それは嬉しいですね。地道にやっていることを周りの皆さんも見てくれているんですね。私はぜひハウスでの栽培もやってみたいです。最近この辺りではイチゴをつくっている農家さんも多いですし、観光農園って憧れていたんですよね。
藤田 観光農園か、いいね。イチゴはかなり増えているから、ここでしか食べられない果物とかやりたいな。例えば、足が早くて一般的に流通には乗らない果物とか。フェイジョアとか面白いかもね。
千代 いいですね。それに合わせてメジャーなものとか、野菜もつくって収穫体験とか、ハウスがあるとできることが増えますね。野菜の旬の時期とずらして出荷もできますし。いずれにしても、ハウスをお借りするのは、ぜひお願いしたいです。
伝法院 ビニールハウスですか! いいですね。どのアイデアも面白そうで、まさに経営のイノベーションが起きそうですね。ハウスでの栽培となると、注意しないといけないのは労働基準法ですね。
藤田 労働基準法ですか? たしか農業は適用除外項目がありますよね?
伝法院 そうなのですが、ハウスでの栽培となると、季節性や天候による影響がほぼなくなりますので、露地栽培での適用除外項目がなくなるんですよ。その点は、以前紹介した外国人技能実習生の受け入れと同じで(露地栽培であっても外国人技能実習生には労働基準法は全て適用になる)、今までどおりの農業経営を続けていては、労使問題になりかねないので、要注意ですよ。
藤田 なるほど、そういうことなんですね。それは注意しないといけないですね。就業規則の変更など、またハウスを借りられることが確定したら相談させてください。他にも何か労務関連で注意したほうがいいことはありますか?

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