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【人生・農業リセット再出発】
WASABI
- 作家 元国際線乗務員 黒木安馬
- 第219回 2019年04月26日
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大学街には「WASABI」と看板を掲げた和食店があり、大勢の客がいる。ロンドンの駅店舗をのぞいてみると色々な“WASHOKU”が山積みしてあり、“SASHIMI-SET”と書かれた“BENTO”には、サーモンやマグロの握り寿司セットが日本円で1,300円! 日本の駅弁と内容も価格も変わらない。お買い得のコカコーラと寿司弁当のセットは900円。コーラと寿司? 味噌汁300円、ギョウザ6個入りが520円、チラシ、枝豆となんでもありだ。日本のコンビニと同じく、鮭や昆布の“ONIGIRI”も数種類並べてあり300円。
いつの間に欧米人は生魚やコメを食べるようになったのだ? 生魚の刺身や寿司のゲテモノを食べる習慣はなかったのが1980年代に欧米で寿司ブームになり、SUSHI-BARができた。乗務で行ったニューヨークの5番街の回転寿司に入ってみてゲンナリしたことがある。魚は古くて口の中で耐え難い生臭さが広がり、ご飯はボロボロで食えた代物ではなかった。経営者も全員がコリアン、やっぱりな~、ビジネスとしては許せるがアメリカ人が初めて食べて、この不味いのがSUSHIなのかと思われたら、日本人はたまったもんじゃない。
いつの間に欧米人は生魚やコメを食べるようになったのだ? 生魚の刺身や寿司のゲテモノを食べる習慣はなかったのが1980年代に欧米で寿司ブームになり、SUSHI-BARができた。乗務で行ったニューヨークの5番街の回転寿司に入ってみてゲンナリしたことがある。魚は古くて口の中で耐え難い生臭さが広がり、ご飯はボロボロで食えた代物ではなかった。経営者も全員がコリアン、やっぱりな~、ビジネスとしては許せるがアメリカ人が初めて食べて、この不味いのがSUSHIなのかと思われたら、日本人はたまったもんじゃない。
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黒木安馬 クロキヤスマ
作家 元国際線乗務員
高校時に米国留学後、早稲田大学を経てJAL国際線客室乗務員として30年勤務。世界初の「カラオケ・フライト」や「1万メートル上空・北島三郎機上コンサート」などを実現させる。千葉の自宅は1300坪の山林を開墾してプール、テニスコート、コンサートホール等を手作りする。現在、(株)日本成功学会社長として自己啓発や社員教育で講演中。著書に『成「幸」学』(講談社)、『あなたの人格以上は売れない!』(プレジデント社)、『出過ぎる杭は打ちにくい!』(サンマーク出版)、『面白くなくちゃ人生じゃない!』(ロングセラーズ)、『リセット人生・再起動マニュアル』(ワニブックス)、『小説・球磨川』(上下巻・ワニブックス)などがある。 E-mail:yasuma@myad.jp URL:http://www.3percent-club.com
人生・農業リセット再出発
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