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特集

ラウンドアップの風評を正す

メディアは本年5月13日、米国カリフォルニア州の陪審員による裁判所が、「除草剤ラウンドアップを約30年間使用したことが原因でがんを発症した」という訴訟で、ドイツのバイエル(モンサントを買収)に20億ドル(約2180億円)余りの賠償金を支払う義務があると認定した」と報じている。バイエル側は、米環境保護庁(EPA)が先月、除草剤の使用に関する暫定的なレビューでも、グリホサートには発がん性がないとしており、また世界の主要な保健当局もグリホサートの発がん性を否定していることを主張したが、陪審の判断はまったくそれとは矛盾する判決となった。バイエルは控訴すると表明している。 この裁判でのバイエル(モンサント)の敗訴の理由はグリホサートの発がん性そのものというより「ラウンドアップの潜在的な危険性について十分な警告をしなかった」という理由である。とはいえ、同州でのラウンドアップの発がん性に関する裁判では3件目の敗訴であり、これでラウンドアップ批判派(遺伝子組換え反対派)の活動はますます活発になるだろう。しかし、幅広く科学的根拠を確認しながら判断を下している我が国の食品安全委員会をはじめ米環境保護庁、EUの欧州食品安全機関(EFSA)などがグリホサートの発がん性を否定していることを忘れないでほしい。
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