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スマート・テロワール通信

スマート・テロワール協会、総会を初開催


一方、地域内循環率が60%の場合、同じように計算すると合計は250万円になる。つまり、地域内循環率が80%の場合と、60%の場合では、地域内の所得の効果は2倍も違うのである。
LM3は、資金循環の最初の3回だけを対象として乗数効果を測定する方法である。3回を検証すれば効果が明らかだからである。
この手法を用いて古田教授は東信地域の豆腐について測定した。
1~3回目をR1~R3とする。
R1:豆腐の小売店売上高
R2:豆腐の地域内購入額
+地域内豆腐加工業人件費
+地域内豆腐加工業者所得
+地域内流通人件費
R3:大豆生産者所得+大豆生産者地域内資材購入額とする。
LM3は(R1+R2+R3)/R1で算出する。
A:豆腐についてすべての大豆を「域外」から仕入れた場合、LM3は1・39。
B:すべての大豆・その他資材を「域内」から仕入れた場合、LM3は1・74。
C:「域外」生産の豆腐を仕入れた場合、LM3は1・11。
つまり、Bのように、すべて「域内」から仕入れることによって、地域の経済成長につながっていくという論拠が数字で示されたことになる。
総会で紹介された藻谷浩介氏の論文にもあるように、地消地産は地域の経済を成長させる原動力である。

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