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アルパカファームの経営・労務事件簿

農業でも見直しが求められる「働き方」

アルバイトの人たちが愚痴をこぼしているらしい。仕事内容や待遇面でも何か思うところがあるのだろうか。おりしも来年4月には、正社員と非正規社員の間の「不合理な待遇格差」を禁じる法律が施行される。
藤田 千代ちゃん、最近アルバイトの山本さん元気ないけど、何か聞いてる?
千代 私も気になっていて、高橋さんに聞いてみたんですけど、はっきりしたことはわからないみたいで。でも、なんだか嫌な予感がするんですけど、最近山本さんと杉山さんが二人でよく愚痴を言っているらしいんです。子育てのこととか、旦那さんのこととか、基本的には家庭内のことみたいなんですけど、どうも会社に対しても思っている部分があるようで。
藤田 なるほど。愚痴の言い合いかあ。嫌だなあ。どうしてそうなっちゃうんだろうね。直接言ってきてくれればいいのになあ。
伝法院 それは難しいですよね。
藤田 先生!こんにちは。やっぱり、アルバイトが経営者に直接意見を言うのって、難しいんでしょうか。
伝法院 こんにちは。アルバイトの方だけでなく、働いている方々は、思っていることがあってもなかなか経営者に意見を言うことは難しいんじゃないですかね。とくに、最近は社員もアルバイトも人数が増えて、社長は現場に出る機会も減りましたし、少なくとも、千代さんと二人でやっていた頃とは違うんだと認識しないといけないですね。
藤田 なんとなく、気持ちはわかりますね。でも、どんな不満があるんでしょうか。なるべく、それぞれの方の都合に合わせて、フレキシブルに対応しているつもりなんですが。人事制度も整えましたし。
伝法院 結局、制度や規則はいくら工夫しても、慣れがきてしまうんですよね。もちろん、そういう柔軟な姿勢は働くみなさんもみているでしょうし、大きな意味があると思います。でも、それだけではダメ、ということなんでしょうね。千代さん、山本さんがアルバイトで入って何年になりますか?
千代 山本さんはもう6年目ですね。お子さんも義務教育を終えて、だいぶ子育ても楽になったと言っていました。よく考えれば、そういう意味でも変化はありますね。
伝法院 そうですね、そういう背景を考えると、働き方も変化していく必要がありますし、仕事内容や賃金設計も見直す時期なのかもしれませんね。マンネリ化してしまっているのかもしれませんよ。

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