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ロブストス高垣の今日も一丁あがり

続けた者だけに訪れる奇跡があると信じたい!の巻



4年越しの商品化も、開発は継続

「雪山での作業が危険すぎる」との相談から開発を続けている林業機械用滑り止めチェーンの話です。初めて展示会に出展してみたり、すでに国際特許を出願している思い入れのある案件です。林業は農業と同じく、機械による高性能作業が可能になり、産業化が期待されています。
その反面、通年作業が求められ、真冬の雪山からも木材を伐採しなければならなくなっています。運搬車に何十トンもの木材を積んで、傾斜がきつく狭い林道を下りてくるわけです。「怖くて作業できたもんじゃない」「横滑りし始めたら神に祈るしかない」と現場の方々は口を揃えます。現行の滑り止め部品には作業者を安心させるものがないと林業機械メーカーから相談を受けたので、深く考えず挑戦してみたわけです。
しかし、シンプルな部品でも「製品開発」の道のりは険しく、テストを繰り返し、すでに4年が経過。どの地域でも、どの機種にも、どの作業者にも適応する、滑らない・壊れない・外れない・取り付け易い・作りやすい・売りやすい製品づくり。もう半ば意地になって、皆さんに納得してもらえる最適解を執念深く追い続けているわけです(笑)。
貧乏時代を共に過ごした先輩が映像の世界で変わらず続けているように、僕も負けじとこの業界で挑戦を続けて、いつか本物と認められるような名品を生み出してみたいものです。ということで! 昨冬、北海道内で販売を開始した第一弾のチェーンは180本出荷したので、今月は180丁あがり~~~♪♪♪

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