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人生・農業リセット再出発

2時間待ちの珈琲店

言葉は国によって別の意味があるから怖い。タイでは「COFFEE」を日本式発音で「コー・ヒー」と言ってはいけない。「コー」は欲しい、「ヒー」は女性のアソコだから、ウェイトレスは赤面する。ちなみに、「本当に?」は「チンチン」と言い、「きれい」はタイ語では「ブス」の意味、これはチンチンの話である。
「且座(さざ)」とは茶道で、皆で茶を楽しむこと。9世紀のエチオピアで少年は山羊が興奮しているのを不思議がり、食べている木の実を修道僧に持参した。カフェインが含まれたコーヒーの発見である。エチオピアは人類発祥の地で、標高4,000mの山が連なる。イスラム教は飲酒禁止なので興奮作用のあるコーヒーが酒代わりに飲まれるようになり、ワインのアラビア語「カフワ」が「コーヒー」になる。キリスト教徒の聖なるワインをイスラム教徒は飲めないので、悪魔の飲み物であるコーヒーを与えられる罰を受けているのだ!と噂が流れ、ヨーロッパではイスラム圏から来たコーヒーの流行に賛否両論の大混乱が起こる。ローマ教皇はコーヒーを裁判にかけるが、味見した教皇は香りと味に魅了され、なんと悪魔の飲み物は洗礼することでキリスト教徒が飲んでもよいと公認する。17世紀にはベニスの商人が世界に広めていった。ワインに代わる衛生的な飲料と受け入れられるが、フランスでは心身に悪影響を及ぼすと迷信が広がり、コーヒーの毒性を消すためにコーヒーに牛乳を入れるカフェ・オ・レが考案された。

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