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アルパカファームの経営・労務事件簿

外国人とともにダイバーシティー経営へ

ベトナム人留学生がアルパカファームでアルバイトを始めて2カ月。その仕事ぶりを見て、できればうちに就職してほしいとさえ思う藤田社長であった。おりしも法律が改正されて……。
藤田 そういえば、チャム君はいつの間にか人気者だなあ。
千代 そうですね。チャム君がうちにバイトに来てからもう2カ月経ちますけど、なかなか仕事覚えも早くて、本人も一生懸命なので、パートさんとの信頼関係もしっかり結べていますね。
藤田 初めての留学生のアルバイト(注)だったから、どうなるかと心配していたけど、この様子だと大丈夫そうだなあ。チャム君は、ベトナムから来ているんだったよね? いつまで日本にいるんだろう。
千代 この前チャム君と話したら、本人はどうやら日本で就職したいらしいですよ。日本が相当好きみたいですね。電気工学を専攻しているから、そういう関連の企業を受けているみたいですけど、なかなか就職活動は難航しているみたいですね。
藤田 あれだけ優秀でも就職が難しいなんて不思議だね。日本語だってまだ不安な部分はあるけど、意欲的に取り組んでいるようだし、まさに可能性ある若者だと思うけどなあ。
伝法院 藤田社長、こんにちは!チャム君、なかなか就職活動うまくいってないんですね。
藤田 そうみたいなんですよね。もちろん、チャム君の望むような企業に就職できるのが一番だと思うんですけど、もしダメだったら、うちで働いてくれればな、なんて夢みたいなことを考えちゃうんですよね。そもそも農業は単純労働だから、留学生の就職先にはなれないんでしょうけど……。
伝法院 いや、それが法律が改正されて、農業も就職先の選択肢に加わるようになったんですよ。だから、夢だなんてとんでもない。かなり現実的な話ですよ。

文化が異なる人を受け入れるために

グーグル検索が国ごとにカスタマイズされていることを皆さんはご存じですか。農業に対するイメージが外国人労働者と経営者との間で乖離がとてつもなく大きく、ときにまったく違うものを指していたとしたら、何が起きるでしょうか。
同じものを見ているのに、同じように認識されない。おそらく日常のコミュニケーションが困難になり、様々な誤解が生まれることでしょう。大きなトラブルに発展する可能性もあります。

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