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イベントレポート

2019 共同フィールドツアー(DJI JAPAN㈱×シンジェンタジャパン㈱)

DJI JAPAN(株)とシンジェンタジャパン(株)は6月25日、茨城県龍ケ崎市の(有)横田農場の水田圃場で「2019 共同フィールドツアー」を開いた。
両社は今春、業務提携を結んでおり、今回が初めてのプロジェクトになった。DJI製農業用ドローン「AGRAS MG-1P RTK」を編隊自動航行で飛ばしながら、シンジェンタの水稲用除草剤「アクシズMX 1キロ粒剤」を散布する模様も披露された。
AGRAS MG-1P RTKは、農薬や肥料などさまざまな散布を高精度に適正な割合で行なうために設計された機種になる。通常のGPSで捕捉した位置情報とともにRTK固定局から通信されたリアルタイムの補正情報をプロポ(コントローラー)で受け取ることで、より精度の高い飛行ができる。あらかじめ空撮モデルのPHANTOMシリーズ(注:別売。Phantom 4 Advanced /Pro/pro V2.0に限る)で圃場の上空から撮影した画像を合成して正確な圃場地図を作成しておき、その地図から散布ルートを設定することで自動航行による作業も可能になる。1台のプロポで最大5台の機体が同時に制御でき、予備のバッテリーを用意しておけば大規模経営への適用も見えてくる。

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