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人生・農業リセット再出発

明日の時代を読む力があるか!?


あなたの腕時計を見て、子供たちがそれなんの飾りなの?と聞くだろう。若者は腕時計をしない。スマホですべて事足りる。IoT⇒Internet of Things、スマホは携帯電話ではなく、情報端末器だ。自宅のエアコンや風呂沸かし、見張り警備すべてを出先から指先1本の遠隔操作時代。
大学で教壇に立って学生に質問する。最近の学生は新聞を手にしないどころかTVさえも持っていない。YouTubeなどスマホ情報で十分という。産経新聞社長が私に言った。名刺を見て、「『産経さんって新聞も出していたんですか?』と言われる時代が来た!」と。電車で新聞・週刊誌を読んでいる人が皆無。全員がスマホ画面に集中している光景を誰が予測しただろうか? 店舗商売をする銀行や小売店は過去の遺物となる。
時代は、石炭⇒石油⇒原子力⇒再生エネルギーへ。印刷・新聞⇒通信・電話⇒internet・スマホ⇒IoT・AIへ。鉄道⇒自動車⇒ハイブリッドカー⇒「CASE」へと変わってきている。CASEとは、「connected(算数の1+1=2ではなく、粘土の塊の1+1⇒大きな1の異業種連結)」、「autonomous(自動運転化)」、「share&service(共同使用と店舗網・利便性)」、「electric(EV化、ガソリンから電気へ)」と、劇的変化が予測される。
ペリーの黒船来航の1853年、我が国の人口は300万人だった。2005年には1億3,000万人と150年で1億人も増えたが、それをピークに非婚化と少子高齢化で人口は急減している。20~65歳の就業人口は、2000年に7,873万人、間もなく1,000万人減る。消費する子供や青年たちが激減し、働き手も少なくなって消費活動が低迷する。国内消費も売り上げも30%減になるのは火を見るよりも明らかだ。就業人口も激減となれば、中小企業では人が採用できなくなる、その解決策は? 人件費の大幅UPか、あるいはロボット導入で機械化か。
言えることは、衣食住のなかで、「食」だけは人類不変の存在。これをネット販路にどう活かすかで未来が見える。とすれば、ハリウッドの諺で言う、「ナニを知っているかは大したことじゃない、ダレを知っているかが重要だ」 の全国的友人づくり、『人儲け』が先決だ。

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