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【ロブストス高垣の今日も一丁あがり】
農家さんのこだわりに向き合い、現場で徹底的に話し込むのだ!の巻
- 株式会社ロブストス 代表取締役社長 高垣達郎
- 第33回 2019年08月30日
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細部までこだわり渾身の出来に
一つ目は、至る所から水が吹き出す条件の悪い圃場に、冬季は改造したトレンチャーで暗渠を掘り続ける千葉のK泉さんから。「ヰセキTJVトラクターのフロント作業灯をLEDに変えて、4灯点けたい」と。ご自身でもバリバリ改造される方に、「高垣くんの仕事はクオリティが高いから」と頼まれたら、納得してもらえる回答を何とか絞り出すしかありません。倉庫でお互いの仕事や恋について語り合いながら、僕はトラクターのボンネットに跨って計測、K泉さんは電工ペンチで配線。時計の針が深夜0時を越えても二人で作業を続けていました。アレコレ考えて設計した3Dモデルをメッセンジャーで共有、意見交換してはブラッシュアップ。その結果、前後左右に首が振れて、回転方向に360度、横方向にもスライド可能な仕様に!! 渾身のLED作業灯ブラケットが、一丁あがり~~~♪
続いての依頼主は、細かすぎて伝わらないカスタマイズ名人、群馬が誇る変態農家K子さん。毎回、超マニアックな依頼をいただきます。ある日、日が暮れるまで麦畑で話し込んだ後に飛び出したのは「そうだ!?俺はゆったりした姿勢で代掻きしたいんだよ! ヤンマーEGトラクターのハンドルを伸ばせないかな?」という要望。K子さんの体格にベストな高さを調整して、ステアリングシャフトのメスとオスをバチッと仕上げて、一丁あがり~~~♪
現場で依頼主と徹底的に話し込み、そのこだわりにとことん付き合う、僕はそういう生き方をすると決めました。弊社は今年6月に中小企業庁から「はばたく中小企業・小規模事業者300社」の表彰を受けました。僕自身は「信用できる変人」として、成果は「プロが認める仕事」として社会的に評価いただけるように今日も東奔西走します。ということで、今月は二丁あがり~~~♪
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高垣達郎 タカガキタツロウ
株式会社ロブストス
代表取締役社長
1984年アメリカ生まれ、東京都大田区の町工場街で育つ。2011年に(株)ロブストスを創業し、農林水産業機械のワンオフ対応を軸に、独自のサービスを構築。A-1グランプリ2011グランプリを受賞。群馬県を拠点に、機械メーカー・ディーラー・農協・農業生産法人など、全国的に取引を拡大している。
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