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【イベントレポート】
東北/関東甲信越土を考える会
- 2019年08月30日
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去る7月19日(金)、20日(土)に東北土を考える会(永浦清太郎会長)が岩手県平泉町で総会・夏期研修会を開催した。会員と一般参加の生産者、企業、事務局など総勢80名近くが駆け付けた。
今夏のテーマは「畑のスマート 最前線 in 平泉 ~畑作のスマート農業について、どのくらいご存知ですか?~」。初日は座学にて、帯広畜産大学の佐藤禎稔教授による講演を聞いた。スマート農業技術の基礎知識から最新動向に触れた後、大規模畑作の現場に密着したロボットトラクターの開発の裏側や、開発中のスプレイヤのブーム高さ自動制御装置が紹介された。
さらに参加者が興味を寄せたのは、情報交換会で佐藤教授が披露した中国の農業機械展示会の視察報告だ。有名ブランドの模倣品から、国を挙げて高度な技術開発に取り組んでいる中国農機業界の動向は貴重な情報提供となった。
翌2日目はアグリパーク舞川の圃場に移動して、大型トラクターと大型作業機による現地勉強会を行なった。ヤンマーアグリジャパン(株)東北支社はタブレットからの遠隔操作により無人で稼働するロボットトラクターと、緊急時には人が対応することを前提にハンドル操作等を自動で行なうオートトラクターを実演した。80~113馬力の該当機種には後付け可能。
続いて、(株)みちのくクボタはアグリロボトラクタ(有人仕様)を実演し、昨年リリースされた無人仕様に比べて、高価な安全装置を搭載しない分だけ価格が抑えられることをアピールした。油圧式オートステアを搭載したM7トラクターのほか、コンバインに装着する流量センサとGPSユニット、田植え機の可変施肥キットなど、稲・麦の食味・収量のメッシュマップ化に対応する最新技術を紹介した。
なお、研修会に先立って開催された2019年度の総会では、かねてより会員が希望していた独自の新たな会則が採択され、事務局をスガノ農機(株)東北支店に置き、役員を中心とした運営を行なっていくことを確認した。 (加藤祐子)
さらに参加者が興味を寄せたのは、情報交換会で佐藤教授が披露した中国の農業機械展示会の視察報告だ。有名ブランドの模倣品から、国を挙げて高度な技術開発に取り組んでいる中国農機業界の動向は貴重な情報提供となった。
翌2日目はアグリパーク舞川の圃場に移動して、大型トラクターと大型作業機による現地勉強会を行なった。ヤンマーアグリジャパン(株)東北支社はタブレットからの遠隔操作により無人で稼働するロボットトラクターと、緊急時には人が対応することを前提にハンドル操作等を自動で行なうオートトラクターを実演した。80~113馬力の該当機種には後付け可能。
続いて、(株)みちのくクボタはアグリロボトラクタ(有人仕様)を実演し、昨年リリースされた無人仕様に比べて、高価な安全装置を搭載しない分だけ価格が抑えられることをアピールした。油圧式オートステアを搭載したM7トラクターのほか、コンバインに装着する流量センサとGPSユニット、田植え機の可変施肥キットなど、稲・麦の食味・収量のメッシュマップ化に対応する最新技術を紹介した。
なお、研修会に先立って開催された2019年度の総会では、かねてより会員が希望していた独自の新たな会則が採択され、事務局をスガノ農機(株)東北支店に置き、役員を中心とした運営を行なっていくことを確認した。 (加藤祐子)
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