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新・農業経営者ルポ

一鍬ずつ切り拓いた原野


これからの大野ヶ原に期待することを聞くと「後継者が外に出ても、やはり大野ヶ原がいいと感じるような環境づくりが一番大事じゃないかと思います」との答えが返ってきた。
「後継者がどんどん帰ってきてくれるということ、都会の生活を知ったうえで帰ってくるということが一番プラスになると思うんです」
高茂の若かったころ、「農は国の基(もと)」という言葉が盛んに言われた。いまこの言葉を聞くことは珍しいけれども、「農業だけは国の施策に左右されやすい」という事実は昔もいまも変わらないと考えている。国はもっと地に足のついた農業政策を打つ必要があると指摘しつつ、「農業者自身が自立した農業をやっていくということ」も重要だと言葉に力を込めた。 (敬称略)

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