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【地域活性化という「遊び」】
日本ミツバチの捕獲を通して学んだ「狭い集落でも広い視野」
- 副村長 みわダッシュ村 山本晋也
- 第43回 2019年10月01日
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1年目手をつくすも見向きもされず
2年目一度捕まえるも数日で逃げられたり
捕まえてしばらく飼うも外敵から被害を受けたり
悔しい思いを沢山しながら迎えた3年目
ついに夢が叶いました。
ザルからボウルにポタポタと落ちる雫は黄金の輝き
子供たちにはきっとそう見えたことでしょう。
数年前
ちょっとした思いつきから
日本ミツバチを飼ってみたいと言い出して
いつものごとく
思いついたらすぐ行動。
丸太をくりぬいたり
建築で余った材木を使って
どんどん巣箱を作って
山に設置していきますが
待てど暮らせど肝心の入居者は全く現れません。
日本ミツバチはなかなかに気難しい生き物で
巣箱の材料が新材であったり
樹種によっては匂いを嫌い
寄り付きもしません。
ついつい気持ちが先行するのが
子供という生き物。
気持ちは痛いほどわかるし
努力も認めてやりたいのですが
いくら頑張っても
深く調べもしないで
ただ作っているのでは
やはりうまくいくはずは
ありません。
たとえビギナーズラックで
捕獲に成功したとしても
巣の出入り口が数ミリ大きかったり
設置場所の湿度が高かったりすると
スズメバチやスムシなどの
外敵が侵入してしまいます
子供たちにはきっとそう見えたことでしょう。
数年前
ちょっとした思いつきから
日本ミツバチを飼ってみたいと言い出して
いつものごとく
思いついたらすぐ行動。
丸太をくりぬいたり
建築で余った材木を使って
どんどん巣箱を作って
山に設置していきますが
待てど暮らせど肝心の入居者は全く現れません。
日本ミツバチはなかなかに気難しい生き物で
巣箱の材料が新材であったり
樹種によっては匂いを嫌い
寄り付きもしません。
ついつい気持ちが先行するのが
子供という生き物。
気持ちは痛いほどわかるし
努力も認めてやりたいのですが
いくら頑張っても
深く調べもしないで
ただ作っているのでは
やはりうまくいくはずは
ありません。
たとえビギナーズラックで
捕獲に成功したとしても
巣の出入り口が数ミリ大きかったり
設置場所の湿度が高かったりすると
スズメバチやスムシなどの
外敵が侵入してしまいます
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山本晋也 ヤマモトシンヤ
副村長
みわダッシュ村
1968年、京都生まれ。美術大学を卒業して渡米後、京都で現代美術作家として活動。そのかたわらオーガニックレストランを経営するも食材を種から作ってみたくなり、京都市内で畑を始める。結婚して3人の子供を授かったころ、農業生産法人みわ・ダッシュ村の清水三雄と出会い、福知山市の限界集落に移住。廃屋を修繕しながら家族で自給自足を目指す。土と向き合ううち田畑と山や川、個人とコミュニティーの関係やその重要性に気がつき、田舎も都会もすべて含めた「大きな意味での自給」を強く意識するようになる。この考え方は、美術家時代にドイツの現代美術家ヨゼフボイスのすべての人が参加して創り上げる社会彫刻という概念に影響を受けた。現在みわ・ダッシュ村副村長。
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