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【北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信】
日本は小作人根性に溢れてる(3)
- 西南農場 代表取締役 宮井能雅
- 第137回 2019年10月01日
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私は毎朝、子供達を学校に車で送ることを18年間やっている。 昨年9月5日の台風や翌日の地震の影響で、北海道すべての地域で停電になった。
その結果、多くのドライバーが移動できずに車両がただの鉄の塊だと実感させられた。ほとんどのドライバーはガソリンをガソリン・スタンドで給油するが、そのガソリンは地下タンクから電動ポンプを使い車両に注がれるので、停電ですべて使用できなくなったのだ。
実はエマージェンシーで手動ポンプがついているが、手回しハンドルで50リットル入れるのに100回以上もクランクを回す必要があり、それにメチャクチャ重いのだ。最終的にガソリンが港の貯留タンクから到着しなくなって大混乱に陥った。
隣町のあるガソリン・スタンドは緊急用の発電機を用意していたので、近隣町村の役所関係に優先して給油したとのこと。賢明な準備は命を救うのだ。
私はそこそこの燃料を保管していたので困ることはなかったが、なんと備えをしない生産者が多いことか……。ある時は行政を叩き、ある時は日本、韓国、台湾にしかない戸籍制度を利用したり、もちろん金髪・ブルーアイが栽培して日本の全農が輸入して、加工して、日本のすべての消費者に販売している遺伝子組み換えを肯定できなかったり、そして自分では何もしない選択は賢いのだろうか。間違いなくそのツケを将来払っていただこうではないか。
実はエマージェンシーで手動ポンプがついているが、手回しハンドルで50リットル入れるのに100回以上もクランクを回す必要があり、それにメチャクチャ重いのだ。最終的にガソリンが港の貯留タンクから到着しなくなって大混乱に陥った。
隣町のあるガソリン・スタンドは緊急用の発電機を用意していたので、近隣町村の役所関係に優先して給油したとのこと。賢明な準備は命を救うのだ。
私はそこそこの燃料を保管していたので困ることはなかったが、なんと備えをしない生産者が多いことか……。ある時は行政を叩き、ある時は日本、韓国、台湾にしかない戸籍制度を利用したり、もちろん金髪・ブルーアイが栽培して日本の全農が輸入して、加工して、日本のすべての消費者に販売している遺伝子組み換えを肯定できなかったり、そして自分では何もしない選択は賢いのだろうか。間違いなくそのツケを将来払っていただこうではないか。
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宮井能雅 ミヤイヨシマサ
西南農場
代表取締役
1958年3月、北海道長沼町生まれ。現在、同地で水田110haに麦50ha、大豆60haを作付けする。大学を1カ月で中退後、農業を継ぐ。子供時代から米国の農業に憧れ、後年、オーストラリアや米国での農業体験を通して、その思いをさらに強めていく。機械施設のほとんどは、米国のジョンディア代理店から直接購入。また、遺伝子組み換え大豆の栽培を自ら明かしたことで、反対派の批判の対象になっている。年商約1億円。
北海道長沼発ヒール宮井の憎まれ口通信
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