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【イベントレポート】
中国四国土を考える会 夏期研修会
- 2019年10月01日
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鳥取県稲作経営者会議と共催したことから、会員のほかに鳥取県内の稲作経営者も参加し、40名余りの研修会となった。同会では、2017年春以降、土壌学の専門家を招き、「土中環境はモノリスで見て知る」をテーマに土壌断面調査を岡山で2回、島根、山口でそれぞれ行なってきた。5回目を迎えた今回は、鳥取県内の2カ所で穴を掘り、調査した。
初日は、岩美町の蒲生川の三角州にある海抜10m以下の薮内会長の水田にて、農研機構・農業環境変動研究センターの前島勇治氏が、故・大倉利明氏の遺志を継いで、土壌モノリス採取とライブ解説を行なった。前夜の雨で水没したものの、ポンプで排水しながらの調査となった。3年前に借りるまでは移植体系の稲作が長年行なわれていた圃場で、一昨年に乾田直播、昨年と今年は大豆「タマホマレ」を作付けしている。作土は10cmながら、少なくとも深さ60cmまでは細い根が伸びていることが確認された。また、深さ30cm以下には地下水の上下動によってできる管状の鉄サビが多く見られ、水はけの良い圃場であることが分かった。
初日は、岩美町の蒲生川の三角州にある海抜10m以下の薮内会長の水田にて、農研機構・農業環境変動研究センターの前島勇治氏が、故・大倉利明氏の遺志を継いで、土壌モノリス採取とライブ解説を行なった。前夜の雨で水没したものの、ポンプで排水しながらの調査となった。3年前に借りるまでは移植体系の稲作が長年行なわれていた圃場で、一昨年に乾田直播、昨年と今年は大豆「タマホマレ」を作付けしている。作土は10cmながら、少なくとも深さ60cmまでは細い根が伸びていることが確認された。また、深さ30cm以下には地下水の上下動によってできる管状の鉄サビが多く見られ、水はけの良い圃場であることが分かった。
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