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【農・業界】
藤島オニオンクラブ (山形県鶴岡市)、山形で北海道型タマネギ精算の経営実験
- 編集部
- 2006年08月01日
収穫後の乾燥・調整作業に課題
現在の栽培面積は2.4ha。試験栽培では10aで4~5tの収量を上げているケースもある。叶野氏によれば、本格的な生産体制を整えた後は鶴岡市の給食センターへ出荷を予定している。
他の府県産地と異なり積雪がある同地域で大規模生産を実現するために、これまで秋植え、春植えの定植時期の選定、品種の産地適性などを検討してきた。その結果、府県の秋植え品種の他、北海道の早生品種を春植えにしてもやや小ぶりであるが栽培が可能なことが分かった。
収穫機械化に関しては、北海道と同様に根切り(根切り機)→地干し乾燥→ピックアップ(玉ネギピッカー・500kgハーフコンテナ収納)の体系を目指している。同地域は、北海道とは異なる高畦栽培の作業条件となるため、メーカーではガイド車輪の位置を変えられるようにして、ピックアップ部を畦高さに合わせるようにしている。高畦栽培にするのは、収穫期が梅雨と重なり、さらに転換畑で周辺圃場に水が入ることもあり、地干し乾燥の障害となることが想定されるからだ。
栽植様式は上辺が約110cm、25cmの高畦に条間25cmで4条に移植する。育苗移植体系はみのる式。
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