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今月の数字

43店(1~10月までの洋菓子店の倒産件数)

かつて、ハム・ソーセージを販売する食品メーカーは、お歳暮で1年の利益を稼ぐと言われていた。洋菓子店も同じで、クリスマスケーキが稼ぎ頭だった。
総務省家計調査によれば、2018年のケーキの支出額は10年前の94%に減少している。菓子のなかで増加しているのはゼリーで、10年前に比べ21%増だ。嚥下がしにくくなったシニアの消費が伸びているのかと思いきや、30代の消費が35%の増加と、60代(24%増)、70代(29%増)の消費増を上回っている。
特に、パウチ容器入りゼリー市場は18年時点で735億円と、5年前に比べ5割増加したそうだ。森永製菓は従来アスリート向けだった「ウイダーinゼリー」の「いつでも・どこでも・短時間で」という特徴をもとに、体調の悪い時や食欲不振の時などにも使用場面を拡げた。カップゼリーを製造するたらみは健康志向を捉え、今年2月に「フルーツのおいしさをしっかり味わえる0kcalゼリー」をコンセプトに「マスカット」「りんご」「白桃」のパウチ容器入りゼリーを発売した。他にも、スポーツ飲料メーカーや化粧品メーカーの参入が相次いだ。

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