記事閲覧
【今月の数字】
43店(1~10月までの洋菓子店の倒産件数)
- (株)結アソシエイト 代表取締役 松田恭子
- 第182回 2019年11月29日
- この記事をPDFで読む
総務省家計調査によれば、2018年のケーキの支出額は10年前の94%に減少している。菓子のなかで増加しているのはゼリーで、10年前に比べ21%増だ。嚥下がしにくくなったシニアの消費が伸びているのかと思いきや、30代の消費が35%の増加と、60代(24%増)、70代(29%増)の消費増を上回っている。
特に、パウチ容器入りゼリー市場は18年時点で735億円と、5年前に比べ5割増加したそうだ。森永製菓は従来アスリート向けだった「ウイダーinゼリー」の「いつでも・どこでも・短時間で」という特徴をもとに、体調の悪い時や食欲不振の時などにも使用場面を拡げた。カップゼリーを製造するたらみは健康志向を捉え、今年2月に「フルーツのおいしさをしっかり味わえる0kcalゼリー」をコンセプトに「マスカット」「りんご」「白桃」のパウチ容器入りゼリーを発売した。他にも、スポーツ飲料メーカーや化粧品メーカーの参入が相次いだ。
特に、パウチ容器入りゼリー市場は18年時点で735億円と、5年前に比べ5割増加したそうだ。森永製菓は従来アスリート向けだった「ウイダーinゼリー」の「いつでも・どこでも・短時間で」という特徴をもとに、体調の悪い時や食欲不振の時などにも使用場面を拡げた。カップゼリーを製造するたらみは健康志向を捉え、今年2月に「フルーツのおいしさをしっかり味わえる0kcalゼリー」をコンセプトに「マスカット」「りんご」「白桃」のパウチ容器入りゼリーを発売した。他にも、スポーツ飲料メーカーや化粧品メーカーの参入が相次いだ。
会員の方はここからログイン

松田恭子 マツダキョウコ
(株)結アソシエイト
代表取締役
日本能率協会総合研究所で公共系地域計画コンサルタントとして10年間勤務後、東京農業大学国際食糧情報学科助手を経て農業コンサルタントとして独立。実需者と生産者の連携の仕組みづくりや産地ブランド戦略を支援している。日本政策金融公庫農業経営上級アドバイザー試験合格者。(株)結アソシエイト代表取締役。
今月の数字
ランキング
WHAT'S NEW
- 有料会員申し込み受付終了のお知らせ
- (2024/03/05)
- 夏期休業期間のお知らせ
- (2023/07/26)
- 年末年始休業のお知らせ
- (2022/12/23)
- 夏期休業期間のお知らせ
- (2022/07/28)
- 夏期休業期間のお知らせ
- (2021/08/10)
