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スマート・テロワール通信

スマート・テロワール協会 理事会・総会開催

スマート・テロワール協会は10月17日、理事会と第2回総会を都内で開催した。総会には会員も参加し、あらためて協会の目標と使命を共有しながら当面の活動の方向性を議論した。

理事・監事9人体制で活動を強化

スマート・テロワール協会は、2017年4月17日に非営利一般社団法人スマート・テロワール協会として体制を整えた。今回、新たに理事に藻谷浩介氏と加藤俊宣氏、監事に上田浩之氏の3人を迎え、9人の体制で再スタートを切った。
理事長の中田康雄氏をはじめとする理事と監事の9人は、スマート・テロワールの提唱者の故松尾雅彦氏と縁が深く、松尾氏の志を理解している人物である。それぞれ個別にこれまでも地域づくりに関わってきている。
中田氏は、山形県の庄内スマート・テロワールの実証実験と、長野県の農政部による地域食料自給圏実証実験事業にアドバイスをしながら導いている。安江高亮氏は長野県の東信にスマート・テロワールをつくろうとNPOの会員など地域の人々と共に活動中だ。『サステイナブル・コミュニティ――持続可能な都市のあり方を求めて』の著者である川村健一氏は、今年、長野県の北信にスマート・テロワールを実現しようと小布施町を拠点に活動を始めた。坂上隆氏は鹿児島県志布志市で耕畜連携を成功させている農業経営者モデルとして、他地域のスマート・テロワールの活動にアドバイスをしている。著書『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く』で知られる藻谷氏は、全国を渡り歩き豊富な知見で地域づくりに協力している。加藤氏は、スマート・テロワールの原点でもあるNPO法人「日本で最も美しい村」連合の理事として活動中だ。また『スマート・テロワール』の共著者である浅川芳裕氏は、山口市でスマート・テロワールの構築を推進している。

当面は先進的な地域の支援に集中

現在、理事らが関わっている先進的な取り組みとして挙げられるのは、山形県庄内地域、長野県東信地域・北信地域(小布施町)、鹿児島県志布志市、山口県山口市、長野県農政部である。

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