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【人生・農業リセット再出発】
便!!(黒木安馬)
- 作家 元国際線乗務員 黒木安馬
- 第226回 2019年11月29日
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「便」の意味は、「運ぶ」、「手段」、「都合が良い」に使われるから、「便通」は口から胃腸を通過して「便意」を催して排泄されるまで都合良く運ばれることをいうのだろうか。アジア人は「米」を上部から食べ、胃腸で消化して下部から「異」なって出てくるから、漢字では「糞」になる。
寅さんの『男はつらいよ』、“結構毛だらけ猫灰だらけ、ケツのまわりはクソだらけ”の名セリフ、用が済めば誰しも拭くことになる。昔はトイレットペーパーなんてハイカラなものは無かったから、田舎だと新聞紙が置いてあって、それを読みながら“人糞地理学”の社会勉強をしたものだ。肥え桶をかけて育った畑のハクサイやホウレンソウの葉っぱの隙間には、活字の切れ端が残っていた。回虫の卵も大地で循環して人間を渡り歩いていた時代だったから学校の定期検便も多かった。綾小路きみまろのテレビ番組『あれから40年!』に30分も出演して丁々発止の対談をしたが、彼いわく、「夜遅く飲んで帰れば冷たい視線、温かいのは便座だけ!」と来た。私は即座に「冷たいのは親戚だけど、温かいのは遠赤だけ!」 と返した。
寅さんの『男はつらいよ』、“結構毛だらけ猫灰だらけ、ケツのまわりはクソだらけ”の名セリフ、用が済めば誰しも拭くことになる。昔はトイレットペーパーなんてハイカラなものは無かったから、田舎だと新聞紙が置いてあって、それを読みながら“人糞地理学”の社会勉強をしたものだ。肥え桶をかけて育った畑のハクサイやホウレンソウの葉っぱの隙間には、活字の切れ端が残っていた。回虫の卵も大地で循環して人間を渡り歩いていた時代だったから学校の定期検便も多かった。綾小路きみまろのテレビ番組『あれから40年!』に30分も出演して丁々発止の対談をしたが、彼いわく、「夜遅く飲んで帰れば冷たい視線、温かいのは便座だけ!」と来た。私は即座に「冷たいのは親戚だけど、温かいのは遠赤だけ!」 と返した。
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黒木安馬 クロキヤスマ
作家 元国際線乗務員
高校時に米国留学後、早稲田大学を経てJAL国際線客室乗務員として30年勤務。世界初の「カラオケ・フライト」や「1万メートル上空・北島三郎機上コンサート」などを実現させる。千葉の自宅は1300坪の山林を開墾してプール、テニスコート、コンサートホール等を手作りする。現在、(株)日本成功学会社長として自己啓発や社員教育で講演中。著書に『成「幸」学』(講談社)、『あなたの人格以上は売れない!』(プレジデント社)、『出過ぎる杭は打ちにくい!』(サンマーク出版)、『面白くなくちゃ人生じゃない!』(ロングセラーズ)、『リセット人生・再起動マニュアル』(ワニブックス)、『小説・球磨川』(上下巻・ワニブックス)などがある。 E-mail:yasuma@myad.jp URL:http://www.3percent-club.com
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