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現地報告

大規模畑作向けロボトラによるプラウ作業の実証試験とその展望



社会実装で検討する理由

ロボトラの実演を見に集まってくる農業者に「実際に導入してみたいか」と尋ねると、現状ではまだ、導入を考えたいという回答はなかなか聞こえてこなかった。現実的に、GPSガイダンスや自動操舵装置が普及し、トラクターの運転操舵に集中しなければならない場面が軽減した。一方、大型トラクターで作業することに醍醐味を感じている方も現場には少なくない。そうした現状に照らせば、個々の経営でロボトラを導入する将来像は見えないようだ。
だからこそ必要なのが、社会実装である。大規模畑作に関わるすべての作業をマルチにロボトラに任せるというよりは、管理作業など比較的単純な作業から限られたオペレーターを解放し、細やかな判断を伴う作業に注力させたいところである。スマート農業を実現する技術が次々と開発され、自動化できるようになった時代だからこそ、企業と大学の技術を、村と農業経営者らが協力して検証し、ロボトラの活路の可能性を導いて普及促進につなげる動きに、今後も注目していきたい。

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