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人生・農業リセット再出発

ガソリンエンジンが消える!(黒木安馬)

我が国の明治維新から18年後の頃、自動車の誕生日は1886年1月29日、ドイツのカール・ベンツが世界で初めて完成させた原動機付三輪車にドイツ政府の特許が下りた日。1769年にイギリスでワットが蒸気機関を開発して産業革命以来、新しい4サイクル内燃機関の発明は大きく未来を変えた。
奇しくもベンツと同時期に200km離れた場所で自動車を完成させたゴットリープ・ダイムラー。この二人が手を組んで、メルセデス・ベンツが誕生する。そのベンツ社が134年間のエンジン自動車製造を止め、これからは電気自動車へ移行すると先日発表した。車は約4,000種類3万個の部品からなり、1種類の車生産で数百社の企業が関わっている。電気自動車は床部分が電池で車輪のモーターが駆動して走るから、エンジンは不要で、ガソリンやオイルタンクも、排気筒も、クラッチもギアチェンジも無い。そして、無音! あるのは電池残量計、速度計、アクセルぐらい。洗濯機や冷蔵庫などの白物家電と同じで、燃料の臭いもないので電気器具量販店やブティックで販売中! エンジン関連がほとんどを占める部品下請けの数万社は将来が無くなる可能性大なのだ。NTT社長との勉強会で聞いたが、台風被害停電で中継局が停止したのを受け、営業車を電気自動車に替えて充電車兼用にするとのこと。

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